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「光回線営業は信用して大丈夫?」
「口コミ評判は悪い?」
「トラブル解消法や断り方は?」
光回線の営業でトラブルを避ける方法はその場で即決しないことです。
光回線の営業は消費者にとってメリットもあるのですが、悪質な営業があるのも事実です。
一度考える時間を持つことで思わぬトラブルを回避できます。
12年間大手通信会社の営業として最先端で働いてきてわかった営業の実態とその断り方を徹底解説します。
目に見えない商品だからこそ、光回線を選択する基準を明確に知っておくことが大切です。
光回線の営業の断り方や、トラブルを避ける方法を網羅していますのでぜひ参考にしてください。
光回線営業の種類
光回線営業の種類は主に3つです。
営業の種類 | 特徴 |
---|---|
訪問販売 | 飛び込み営業が多く営業と分かりづらい言葉で玄関口まで誘導する |
電話営業 | 現在利用中の通信会社からオプションやプラン変更などの案内が多い |
チラシ配布 | 数日後に営業が回る、近くで工事をするなどの案内が多い |
一昔前は「悪質」「詐欺」などと言われることもありましたが、近年の営業スタイルは少し変わってきています。
なぜなら営業に対し消費者側も敏感になり、消費者センターから企業側へ改善するよう申し入れがあり変化を求められているからです。
しかし現在でも強引、悪質な営業をする業者や営業もいます。
まずは光回線の営業の種類や特徴を押さえておきましょう。
- 訪問販売
- 電話営業
- チラシ配布
訪問販売
訪問販売は戸建てやマンションに訪問で営業する手法で、いわゆる飛び込み営業が多いです。
JCOM営業の評判は?トラブルを避ける方法は?営業側からすると最初の関門は玄関口まで誘導することで、営業と分かりづらい言葉で玄関口まで誘導します。
大義名分 |
---|
通信費が安くできるようになった |
周囲で工事をする |
ご自宅の点検 |
様々な言葉で応対を要求しますが、最終的には光回線の契約をとることが目的です。
JCOMやeo光、NURO光など割と多くの通信会社が飛び込み営業を行なっています。
電話営業
電話で光回線をすすめられるのが電話営業です。
光回線の営業がうざいワケ、通信営業歴12年の現場のプロが徹底解説電話でのやり取りでも契約が成立してしまう場合があるので注意しましょう。
電話営業の場合は今契約しているネット会社からオプションやプラン変更の案内があることが多いのが特徴です。
チラシ配布
チラシ配布は自宅のポストに光回線勧誘のチラシが入っているパターンの営業です。
チラシ配布の場合は後日営業に回る、周辺で工事があるから今なら安く契約できるなどの内容が多いです。
「興味があればお問い合わせください」という内容なので、訪問営業や電話営業に比べると消費者側も情報収集する時間があります。
興味があれば話を聞くことができ、興味がなければ営業とわかっているので拒否しやすいという特徴があります。
光回線からくる訪問や電話は全て営業
訪問や電話など光回線側から何らかの連絡がくる場合は、全てが営業であるという認識を持ちましょう。
営業の契約後にトラブルになるのは、営業だと思っていなくて、契約した後で営業だったと気付くケースです。
特に光コラボが開始してからは、回線はそのままで契約元だけ変更させる悪質な営業が増加しました。
光回線の営業で起こったトラブルをご紹介します。
光回線の営業で起こったトラブル | |
---|---|
Case1 | 現在利用中のネット回線のプラン変更だと思っていたのに、実際は別業者と契約していた。 |
Case2 | 光回線に変更しないとネット利用ができなくなると誤認し契約してしまった。 |
光コラボはNTTの職員であるかのように誤認させ、現在使っている回線のプラン変更だと思わせるような営業がありますので注意しましょう。
現代ではネット回線も重要なインフラですので、使えなくなると言われると焦って契約してしまう方もいます。
本当にその情報は正しいのか疑いを持ち、即決するのは避けましょう。
営業だと認識した上で興味があれば話を聞き、興味がなければお互い時間の無駄になるのですぐに断るのが鉄則です。
光回線営業の口コミ評判は?
光回線営業の口コミ評判を見てみましょう。
光回線の営業はネットやSNSで悪い口コミや評判が圧倒的に多いのが実状です。「しつこい」「詐欺」「悪質」などSNS上には営業に対する悪い評価が目立ちます。2015年に光コラボレーションサービスが開始してからは訪問や電話などの営業が増えトラブルも増加しました。
しかし消費者側が営業に対して敏感になり、消費者センターからの業務改善命令が各社に通達され営業方針は大きく変わりました。目に見えない商品だからこそ説明を受け、申し込みたいという人も一定数いて、営業はデメリットばかりではありません。
訪問営業のメリットは固定費を見直すきっかけになる、カスタマーセンター以外の窓口ができる、ネットで申し込む手間が省けることです。実際に12年間営業を行ってきた中で、「ネット環境が快適になった」、「固定費が安くなった」と言ってもらえることも多数ありました。
営業の意識も変わりつつあり、特に大手通信会社では営業への教育にも力を入れています。消費者にメリットがある、自社商品に勝算がある場合に営業をかける方針に営業スタイルが変化しています。
しかし現在でも悪質な営業手法が用いられていることもあるので、自分の身は自分で守ることも大切です。
光回線の営業に対する実際の口コミを見てみましょう。
しつこく電話営業をかけられたのが「光回線の切替営業」。NTT東日本やKDDIを装い(会社名を名乗らないことが多い)、「エリア内で回線工事がありモデムを無料で配布。切り替えると既存契約より安くなりデメリットは無い」ともっともらしいことを早口で説明して強引に契約させる手口。気をつけよう。
— Kazuhiro Hori (@Kazneedscaffein) February 10, 2024
光コラボが開始されてから、NTTの職員であるかのように誤認させる営業が増えトラブルも増加しました。
現在でも光コラボに関する営業は会社名を名乗らず、契約させようとする場合があるので注意しましょう。
訪問営業は基本的に居留守をするか、結構です連呼しまくるのですが、wifiの営業にまんまと乗っかって、切り替えたのですが、快適だし安くなったし、疑ったうえで「まんまと乗っかる」のも大切だな…
— とやまゆか (@yk1107t) June 7, 2022
もともと営業お断りの方ですが訪問営業で実際に乗り換えて、安く快適になったユーザーの口コミです。
疑いを持ちつつも説明を聞いて納得した上で契約に至る、訪問営業での契約のお手本のような対応と言えるでしょう。
あの方は本当にJCOMさんの素晴らしい営業さんよ〜。
— みゅぅ (@myu_zaq) April 21, 2024
色んな営業さんいるけど…
今日もJCOMさんのサービスで分からなかったことかなり聞いて教えてくれたの。
営業の魅力はカスタマーセンター以外のサポート窓口ができることでもあります。
営業で全てが対処できるわけではありませんが、信頼できる営業がいると安心できますよね。
光回線の営業は悪い口コミ評判が圧倒的に多いです。
しかし実際に「安く快適になった」「サポートしてもらった」という声もあるので、営業の全てが悪いわけではありません。
営業から得た情報を自分でも確認し、本当にお得になるようであれば営業を上手に利用してみるのもありです。
光回線営業の断り方
光回線の営業でトラブルを避けるためには即決しないのが大切です。
光回線営業の断り方を解説していきます。
- 訪問、電話を拒否する
- 自分には決裁権がないことを主張する
- 安くなる、お得、今だけの言葉に乗らない
- 仮に契約しても工事前ならキャンセルできる
訪問、電話を拒否する
営業をそもそも受けたくない人は、必要がないことを意思表示して速やかに電話やインターホンを切りましょう。
今契約している光回線以外の通信業者から、電話や訪問があった場合は確実に契約してほしいという営業です。
「安く使えるようになった」「近くで工事をする」など様々な言葉で、玄関口まで誘導しますが必要のない場合はインターホン越しで対応してください。
自分には決裁権がないことを主張する
営業の話を聞いて即決を求められた場合は、自分に決裁権がないことを伝えるのが効果的です。
必ず直接話をしたいと次の約束を取り付けてくるので、日程は決めず、必要であれば連絡することを伝えるようにしましょう。
ここで曖昧な態度をとるとズルズル営業がやってくることになるので、はっきり言い切りましょう。
安くなる、お得、今だけの言葉に乗らない
今この場で即決しないと損するのではないかという認識は捨てましょう。
トラブルに発展するのは本当に自分が安くなる条件に当てはまっているか、デメリットはないか考えることができないまま契約したときです。
光回線はスマホや他のサービスと絡見合って、料金がお得になっている場合も少なくありません。
光回線が安くなるからと安易に契約してしまうと、スマホの割引が適用外になるなど固定費全体で見たときに高くなることもあります。
「今契約してもらえれば工事費が無料になる」、「今ならさらに割引できる」というのはほぼ事実ではないので、自分の契約している光回線と比較してから契約するようにしてください。
仮に契約しても工事前ならキャンセルできる
光回線を営業で契約してしまった後でも、工事前なら違約金なしでキャンセルが可能です。
光回線の場合実際の契約はサービスを利用してからになります。
工事前に今一度契約内容や本当に必要なのかを検討し、キャンセルしたい場合は速やかに申し入れをしましょう。
契約成立後のトラブル解消法
申し込み、開通工事が終わった後でトラブルが発生した場合は、まず契約した光回線事業所や営業に問い合わせをしてください。
それでも解決しない場合は消費者保護ルールや、消費者センターを活用しましょう。
- クーリングオフ制度を活用して解約する
- 営業の担当に問い合わせる
- 契約した光回線に問い合わせる
- 消費者センターに問い合わせる
クーリングオフ制度を活用して解約する
光回線はクーリングオフではなく、電気通信事業法で定められている初期契約解除制度の対象になります。
初期契約解除期間は8日ですが、いつから開始になるのかは通信会社によって異なるので必ず契約時に確認するようにしましょう。
ただし初期契約解除制度では全ての費用が免除されるわけではありません。
免除されない費用 | |
---|---|
通信費 | 既に使用した通信費(日割り計算) |
事務手数料 | 上限3,300円 |
工事費用 | 開通工事済みの場合は工事費用(上限あり) |
また初期契約解除は基本的に書類での申請が必要で、郵送になるので余裕を持って手続きを行う必要があります。
どこの通信会社も重要事項説明書や契約書に初期契約解除制度について記載があるので、契約時に必ず確認するようにしましょう。
営業の担当に問い合わせる
光回線の契約後に不明点や不審な点がある場合は、まず営業担当に問い合わせをしましょう。
トラブルの一番の原因は営業担当とのやり取りの中で起きることがほとんどです。
営業担当に気になることを確認した上で、納得できないようであれば上席に取り次いでもらうようにしてください。
契約した光回線に問い合わせる
営業担当の問い合わせ先がわからない場合は、契約した事業者に問い合わせをしましょう。
ただし光回線の営業は代理店が行なっていることが多いため、代理店に問い合わせが必要です。
また代理店に電話をしても言った言わないの水掛け論になるので、事実がわかるメモや録音があると対応してもらいやすいです。
消費者センターに問い合わせる
営業や事業者へ問い合わせをしても解決しない場合は、消費者センターを利用するのも手段の一つです。
消費者センターに相談するとトラブルの相手と交渉の手伝いや助言をしてくれたり、弁護士や専門家など適切な窓口を紹介してくれます。
しかし消費者センターでも悪質であることが確実にわかるような証拠がないと、泣き寝入りになってしまうケースが多いです。
光回線を営業で契約する際は、トラブルに発展してしまった時に悪質であるとわかるような証拠を残しておくようにしましょう。
光回線の営業でトラブルを避ける方法
光回線の営業でトラブルを避けるためには、即決しないようにするのが重要です。
営業の言うこと全てを信じるのではなく、自分で情報が正しいのか調べるようにしましょう。
またトラブルに発展した際に証拠を残しておくことも重要です。
- 自分で情報を調べる
- 気になることはメモに残してもらう
- 契約の内容を録音しておく
自分で情報を調べる
全て営業に委ねるのではなく、自分でも情報に相違がないか確認しましょう。
光回線の情報は各社のホームページから調べたり、回線自業者のカスタマーセンターに確認するのが確実です。
安くなると言われて契約してもスマホのセット割が適用外になったり、固定費全体で見た場合高くなることがあります。
特に社名を名乗らず営業してくる場合には、注意して即決するのは避けるようにしてください。
気になることはメモに残してもらう
契約に至る場合は契約時にかかる料金や解約料金、月々の支払い金額など営業に書面で残してもらうようにしましょう。
メモに残してもらうことで、自分で調べる際にも比較しやすくなります。
トラブルに発展した際に言った言わないの水掛け論になるため、証拠として残しておくのがおすすめです。
契約の内容を録音しておく
光回線の営業で契約に至る場合は、契約時の説明を録音しておきましょう。
契約後トラブルに至った際に録音やメモなど証拠があれば、解決に繋がりやすくなります。
隠れて録音しなくても「契約内容を覚えていられないから録音・撮影させてほしい」と伝えれば、相手にやましいことがなければ了承を得られるはずです。
万が一「応じられない」と言われた場合は、後々トラブルに発展する可能性が非常に高いため契約自体をやめたほうが賢明です。
光回線営業の断り方でよくある質問
光回線営業の断り方でよくある質問をまとめました。
個別での質問については各通信会社へお問い合わせください。
- 光回線の営業にはどのような種類がある?
- 光回線の営業には訪問営業、電話営業、チラシ配布があります。訪問営業は飛び込み営業が多く、「近くで工事をする」「ご自宅の点検」など営業と分かりづらい言葉で玄関口まで誘導します。電話営業でも契約が成立する場合がありますので注意しましょう。チラシ配布は「数日後に営業に回る」「近くで工事をする」など、興味があれば問い合わせを促す内容が多いです。どの営業も最終的には光回線の契約を取ることが目的です。
>> 光回線営業の種類や特徴を詳しく知りたい
- 光回線の営業の評判は?
- 光回線の営業は「悪質」や「うざい」など悪い口コミが圧倒的に多いです。しかし営業で契約に至り「通信費が安くなった」「通信速度が速くなった」と喜んでいる方も一定数います。光回線営業は固定費を見直すきっかけになる、カスタマーサポート以外の窓口ができるなどメリットもあります。悪質な営業があるのも事実なので営業の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分でも調べるなどして上手に利用しましょう。
>> 光回線営業の口コミ評判を詳しく見たい
- 光回線営業の断り方は?
- 光回線営業の営業自体嫌だという人は、冒頭から必要がないことを意思表示し速やかに電話やインターホンを切りましょう。営業の話を聞いてみたいという方は、最初に即決はできないことや自分に決裁権がないことを明言してください。また「今なら安くなる」という情報はほぼ事実ではないので、今契約しないと損するという認識は捨てましょう。仮に契約してしまっても、工事前なら違約金などはかからずキャンセルができます。
>> 光回線営業の断り方を詳しく知りたい
まとめ
光回線営業についておさらいをしましょう。
- 光回線営業の主な種類は訪問販売、電話営業、チラシ配布
- 光回線営業は悪い口コミ評判が圧倒的に多い
- 営業の全てが悪いわけではなく、営業ならではのメリットもある
- 光回線営業の話を聞く場合は最初に即決できない、自分には決裁権がないと明言する
- 契約成立後のトラブルは事業所や営業に問い合わせ、解決しない場合は消費者センターや初期契約解除制度を活用する
- 光回線営業でトラブルを回避するために即決しない、営業とのやり取りをメモや録音で証拠を残す
光回線の営業は全てが悪質なわけではなく、12年間の経験上営業をして加入に至ったお客様でとても喜んでもらえることも多々ありました。
悪い口コミが多い光回線営業ですが、うまく利用すればメリットもあります。
現在でも悪質な営業があるのは事実なので、自分の身は自分で守ることが最重要です。
光回線営業で困っている、契約したいけど本当に良いのか悩んでいる、トラブルに発展してしまったという方はぜひ参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。