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「楽天モバイルは遅い?」
「実際の速度は?」
楽天モバイルは、2020年にサービスを開始しました。
2023年12月には、契約者数が600万人を超えた人気のキャリアです。
新プランである「Rakuten最強プラン」は、料金プランもわかりやすくデータも無制限で利用できます。
とはいえ、通信速度に関して悪い口コミを目にします。
そこで楽天モバイルの通信速度を実際に調査してみました。
この記事では、楽天モバイルの通信速度の実態を徹底解説します。
通信速度が遅いときの対策も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
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楽天モバイル通信速度の仕組み
楽天モバイルはエリアによって2つの回線を使い分けており、それぞれ通信エリアが異なります。
エリア種類 | 回線種類 |
---|---|
独自回線 エリア | 楽天回線 |
パートナー回線 エリア | au回線 |
以前はパートナー回線であるau回線には、容量制限と速度制限がありました。
楽天モバイルの回線エリア完全ガイド 繋がらないときの対策も公開しかし現在の「Rakuten最強プラン」が発表されて、au回線のエリアの人もデータ容量無制限・速度制限なしで利用可能になりました。
また楽天モバイルでは時間帯による速度制限もありません。
とはいえ、回線の混雑が予想される場合に大量通信を行っていると、公平なサービス提供を維持するために速度が低下する可能性があることは覚えておきましょう。
通信規格については「4G」と「5G」に対応しています。
ここでは、それぞれの違いを詳しく解説します。
- 4GLTE
- 5G
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
4GLTE
4Gは「第4世代移動通信システム」のことで、3Gの次世代回線です。
2024年現在、全国で展開されている携帯電話回線のほとんどが4Gになっています。
3Gと比べて障害物に弱いとされています。
とはいえ、3Gの100倍近い速度を実現するので、5Gが登場した今でも第一線で活躍している回線です。
通常に使用する分には、全く問題ない速度と言えるでしょう。
5G
5Gは「第5世代移動通信システム」のことで、2020年よりサービス開始した最新の通信規格で4Gの次世代回線です。
日本ではNTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4キャリアで提供されています。
5Gの大きな特長は、4Gの10倍もの速度、1/10の遅延、多数同時接続の3つで、高速で大容量のデータ通信が可能になります。
動画コンテンツを楽しみたい人にはおすすめで、高画質な動画を高速で楽しむことができます。
また多数接続にも対応していて、イベント会場や人が集まる場所でも繋がりやすいです。
5G回線を利用するには、対応したスマホ端末、5G対応エリア内であることが条件です。
最近の端末は5Gに対応していますが、古い端末は対応していないものも多いので注意しましょう。
楽天モバイルの5Gは一部の地域に限られていますが、順次拡大予定なのでお住まいのエリアがまだの方は気長に待ちましょう。
現在の5G対応エリアは、楽天モバイル公式サイトのサービスエリアマップのページにて調べられますので、お住まいの地域がどの通信規格に対応しているか、ぜひ調べてみてくださいね。
5Gでは「ミリ波(28GHz帯)」「Sub6(3.7GHz帯)」と呼ばれる、周波数の異なる2つの電波を利用しています。
楽天モバイルはそれぞれの電波の特性を活かして、サービスエリアの拡大を進めています。
28GHz帯であるミリ波は、かなり高い周波数の帯域を利用します。
3.7GHz帯であるSub6のメリットとデメリットです。
高い周波数の帯域になればデータ通信の道幅が広くなります。
データがスムーズに行き来できるイメージです。
つまり、4Gよりも5GのSub6、Sub6よりもミリ波の方が大容量通信を行いやすくなります。
しかし周波数が高くなると障害物の影響を受けやすく、電波が減衰しやすくなります。
そのため「ミリ波」は、5Gエリアのうち、ごく限られたエリアで利用可能となっています。
楽天モバイルで利用可能な回線
楽天モバイルでは、自社の回線とパートナー回線(au回線)が使えます。
エリア種類 | 回線種類 |
---|---|
独自回線 エリア | 楽天回線 |
パートナー回線 エリア | au回線 |
2023年6月以前までは、パートナー回線であるau回線に対して5GBの容量制限と速度制限がありました。
現在の「Rakuten最強プラン」の登場で撤廃され、au回線を使っている人もデータ容量無制限・速度制限なしで利用できるようになっています。
本当の意味での使い放題が実現したのは、ヘビーユーザーには嬉しい限りです。
また2023年10月には、総務省は楽天モバイルにプラチナバンドの割り当てを公表しました。
プラチナバンド化が進めば、ますます楽天モバイルの人気が高くなるでしょう。
楽天モバイルの通信速度実測値
楽天モバイルの通信速度は、大手3キャリアと比べても遜色はありません。
キャリア名 | ダウンロード 平均速度 |
---|---|
楽天モバイル | |
NTTドコモ | 131.17Mbps |
au | 120.05Mbps |
ソフトバンク | 106.82Mbps |
一般的に、50Mbpsあれば動画視聴やビデオ通話、アプリゲームなどは問題なく利用できるレベルです。
楽天モバイルの速度は、50Mbpsを遥かに超えていますので優秀といえるでしょう。
とはいえ、スマホを使う場所や時間帯によって速度は大きく変動します。
人が多い場所や、利用が集中する時間帯は速度が遅くなるからです。
車の燃費と同じで、カタログの数値と実際の数値に違いがでます。
そこで本記事では、実際に楽天モバイルをそれぞれのエリアで利用した実測値を紹介します。
同じエリアであっても状況によって速度は変わるのであくまでも参考にしてください。
- 4GLTEエリアの実測値
- 5G Sub6エリアの実測値
- 5Gミリ波の実測値
- みん測での実測値
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
4GLTEエリアの実測値
my楽天モバイルでは7.1Mbps、 Fast.comの計測では30Mbpsとなりました。
サイトにより約4倍の差があります。
実測値としては低いと思われるかもしれませんが、ネット検索、YouTubeを視聴するぐらいであれば全く問題ない速度です。
5G Sub6エリアの実測値
my楽天モバイルでは4.7Mbps、 Fast.comの計測では21Mbpsとなりました。
こちらも約4倍の差があります。
また、理論上4Gエリアより早くなるはずが、測定値だけで見ると、4Gエリアよりも遅い結果となりました。
ただし、こちらも実際に利用する中では全く不快感なく利用できました。
5Gミリ波の実測値
my楽天モバイルでは48.3Mbps、 Fast.comの計測では140Mbpsとなりました。
速度測定ツールによって速度に差はあるものの、5Gミリ波エリアでは、最も実測値としても優れた実績となりました。
みん測での実測値
東京や大阪の都市部でも時間帯によっては、速度にバラつきがあります。
地方での速度が懸念されますので、地方の状況も調べてみました。
九州エリアや北陸エリアでも40~50Mbpsの実測値が出ています。
問題なく使用できるレベルでしょう。
楽天モバイル通信速度の測り方
楽天モバイルでは、公式アプリの「my楽天モバイルアプリ」を使って速度の測定が可能です。
今の自分の状態がどうなのか、調べることができます。
画面左下にあります。
ホーム画面のその他のサービス内にあります。
通信速度の測定を開始します。
確認画面が表示されるので「OK」を選択して、しばらく待ちます。
計測が終了すると速度テストの結果が表示されます。
その他にも、有名な測定サイトには「Fast.com」やGoogleの「インターネット速度テスト」もあります。
ぜひ活用してみてくださいね。
楽天モバイル通信速度が遅いときの対策
楽天モバイルは、通信速度が遅いという口コミもあります。
とはいえ、少し対策をするだけで改善されることもあるので、知っておいて損はないでしょう。
ここでは、楽天モバイルの通信速度が遅い時の対策を解説します。
- エリアマップを確認して利用場所を変える
- WiFiに接続する
- デュアルSIMで2回線を使い分ける
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
エリアマップを確認して利用場所を変える
楽天モバイルで最も速度に関係するのがエリアです。
エリアによって接続回線も変わるため、少しエリアが変わるだけでもかなりの速度差が出ることもあります。
高層階や地下など電波の入りづらい場所では速度が遅くなります。
壁やビルなどの障害物も電波が悪くなる原因の一つですよ。
場所によっては電波が届かず、速度が遅くなったり圏外になったりします。
公式サイトのエリアマップを参考に、場所を移動してみましょう。
たとえ、楽天エリア内だとしても不安定な場合もあります。
アンテナのアイコンを見て電波が悪そうなら、建物の外や低層階など障害物の少ない場所へ移動してみましょう。
速度が改善されるようであれば、場所が原因だったと考えられます。
場所を変えても速度が改善されない場合はスマホの再起動を試してみましょう。
実はスマホの不具合の多くは、再起動すると解消される場合が多いです。
電波が悪い時も、再起動で改善する場合もあるので覚えておくと良いですよ。
WiFiに接続する
楽天モバイルの通信速度があまりにも悪い場合は公共のフリーWiFiwo利用してみましょう。
公共WiFiを上手く活用するのがおすすめです。
たとえば地下鉄の「東京メトロ」や「大阪メトロ」では、無料で使えるWiFiが整備されています。
日本は海外と比べてフリーWiFiの整備がイマイチでした。
近年ようやく訪日外国人向けに整備が進んでいます。
使える場所も増えて無料で使えるのは便利ですが、遅くて使い物にならない場合もありますよ。
無料ゆえの不安定さやセキュリティの危険性も無視できません。
公共WiFiも不特定多数の人が利用するため、回線速度が不安定なことも多いです。
どうしても改善されないときの1つの手段として、公共のフリーWiFiも選択肢に入れておきましょう。
デュアルSIMで2回線を使い分ける
最近のスマホは、1台で2つのSIM契約が可能です。
実はデュアルSIM対応スマホであれば、1台のスマホで異なる2回線を使い分けることができます。
片方の通信に不具合が生じた場合も、もう一方を使うことで対応できます。
ただし、物理SIMは1枚しか入れられない端末が多く、特に日本のiPhoneでデュアルSIMを利用するには、スマホにもとから内蔵されているeSIMを利用して2回線利用するケースがほとんどです。
eSIMは事業者のプランでeSIM対応プランがないと、スマホがeSIMに対応していても利用できないので注意が必要です。
楽天モバイルでは通常のSIMプランと同様の内容でeSIMプランもサービス提供されています。
データ量 | 月額利用料 |
---|---|
3GB以内 | 1,078円 |
3GB超20GBまで | 2,178円 |
20GB超~無制限 | 3,278円 |
楽天モバイルをeSIM契約し、万一に備えて他のキャリアで物理SIMの契約をしておけば、楽天モバイルが使えないエリアでももう一方のSIMで代用できます。
2022年7月に発生したauの大規模な通信障害は記憶に新しいです。
全国のau回線が約4日間繋がりにくくなる状況に陥りました。
結果、この障害では、3,000万人以上に影響があったと言われています。
日本は災害大国なので、トラブルに備える意味でも2回線契約しておくのはおすすめですよ。
楽天モバイルの通信速度についてよくある質問
- 楽天モバイルの通信速度の仕組みは?
- 楽天モバイルでは、自社回線とパートナー回線のau回線を使えます。
以前はパートナー回線であるau回線には、容量制限と速度制限がありましたが、現在はありません。
時間帯による速度制限もないのが魅力ですが、回線の混雑が予想される場合に大量通信を行っていると、公平なサービス提供を維持するために速度が低下する可能性があります。回線の通信規格については「4G」と「5G」に対応しています。
>> 楽天モバイル通信速度の仕組みについて詳しく知りたい
- 楽天モバイルの通信速度の実測値は?
- 各通信規格の通信速度を、公式アプリと速度計測サイトで調べました。
4GLTEエリアの実測値は、my楽天モバイルでは7.1Mbps、 Fast.comの計測では30Mbps、5G Sub6エリアの実測値は、my楽天モバイルでは4.7Mbps、 Fast.comの計測では21Mbps、5Gミリ波の実測値は、my楽天モバイルでは48.3Mbps、 Fast.comの計測では140Mbpsでした。
>> 楽天モバイルの通信速度実測値について詳しく知りたい
- 楽天モバイルが遅いときの対策は?
- アンテナのアイコンを見て電波が悪そうなら、建物の外や低層階など障害物の少ない場所へ移動してみましょう。町中にある公共WiFiを上手く活用するのも対策です。別の会社も契約しておけば、デュアルSIMで2回線を使い分けることができます。万一通信状況に問題がある場合も安心です。
>> 楽天モバイル通信速度が遅いときの対策について詳しく知りたい
まとめ
楽天モバイルの通信速度についてまとめます。
- 楽天モバイルでは自社回線とパートナー回線のau回線がある
- 「Rakuten最強プラン」になり、au回線エリアでもデータ容量無制限・速度制限なしで利用可能になった
- 2023年10月には楽天モバイルにもプラチナバンドが割り当てられた
- 電波が悪い場合はエリアマップを確認して利用場所を変えると改善の可能性がある
- 楽天モバイルの電波はエリアによって大きく異なるため、外出先の公共WiFiを上手く活用するとよい
- デュアルSIMで2回線を使い分ければ、片方の通信に不具合が生じた場合も対応できる
楽天モバイルの通信速度については賛否両論ありますが、筆者が実際に利用する中でも特に不快に思うようなことはほとんどありません。
動画のストリーミング再生や大容量ファイルのダウンロードであれば十分な性能です。
とはいえ、実測値はエリアや周辺の状況により大きく左右されるのは事実です。
通信速度測定サイト「みん測」の実測値を調べてみると、地方でも安定した速度が出ている評価もあります。
口コミや評判はあくまで一意見に過ぎないので、ご自身で試してみるのが一番間違いありません。
3GB以内であれば1078円で利用できますし、長期縛りもないため万一問題があった場合は、他社に切り替えても解約金はかかりません。
まずはお試しで、デュアルSIMの1回線で楽天モバイルを利用してみるのもアリです。
2回線を使い分ければ、万一の場合もスマホ難民にならずに済みますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。