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「データシェアできる格安SIMは?」
「メリット・デメリットは?」
「おすすめの格安SIMは?」
格安SIMサービスの中にはデータシェアに対応している会社が存在します。
そもそもデータシェアがどのようなサービスか分からない、といった人が多いのではないでしょうか?
データシェアはデータ容量を分け合えるサービスで、うまく活用すれば今よりも月額料金を抑えられる可能性があります。
この記事では、データシェアができる格安SIMサービスについて詳しく解説します。
データシェアのメリット・デメリットについても紹介しているので、ぜひ最後まで読んで契約の参考にしてください。
データシェアとは?

データシェアとは、契約しているデータ容量を複数の回線や端末で分け合えるサービスです。
データシェアを利用すれば、データ容量を家族3人でシェアしたり、スマホとタブレットのデータ容量を2台で分け合ったりできます。
格安SIMサービスごとにシェアできる回線数の上限が異なるため要注意
個別に契約した場合は各自がそれぞれのデータ容量を持つため、使い切れないケースや足りなくなるケースが出てきます。
しかし、データシェアを活用すれば、データ容量を分け合えるため効率的にデータ通信が利用できるわけです。
データシェアができる格安SIM一覧

データシェアができる格安SIMサービスを確認しましょう。
格安SIMサービスは数多く存在しますが、データシェアに対応しているのは一部の会社に限られます。
データシェアの仕組みや最大可能回線数は、SIMサービスによって異なります。
ご自身の家族構成や利用状況に合わせて、データシェアを利用したい格安SIMサービスを選びましょう。
データシェアのメリット

- 複数台の端末でデータ容量をシェアできる
- 月々の料金を抑えられる
- 1つの契約で複数台の利用が可能
データシェアのメリットを3つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
複数台の端末でデータ容量をシェアできる
データシェアの最大のメリットは、家族間や複数端末間でデータ容量を無駄なく使えることです。
例えば、お父さんはあまりデータ容量を使わないが、高校生の娘はたくさん使うケースはよくあるでしょう。
個別契約であれば、お父さんのデータ容量が余ってしまいますが、データシェアを利用すれば残りのデータ容量を娘に回せます。
また、スマホとタブレットの2台でデータ容量を分け合うことも可能です!
タブレットは自宅のWi-Fiで利用する機会が多いため、個別にデータ契約するとデータ容量が余るケースが多いでしょう。
しかし、データシェアであればスマホとタブレットのデータ容量をシェアできるため、効率的に利用できます。
家族でデータ容量にばらつきがある人やスマホとタブレットの2台持ちの人は、データシェアができる格安SIMサービスと契約しましょう。
月々の料金を抑えられる
データシェアを活用すると、家族全員のスマホ代を総額で安くできる可能性があります。
例えば、3人家族で父と母が月3GB、高校生の娘が月8GBを使うとしましょう。
個別契約であれば、それぞれに余裕を持たせて父と母が各5GB、娘が10GBなどで契約して合計20GB分の料金がかかります。

実際の使用量は合計14GBであるため、6GB分が無駄になっています。
データシェアを利用すれば、実際の使用量に近い15GBを家族3人で分け合えるため、5GB分の料金を節約できるでしょう。
データシェアがある格安SIMサービスでは、家族全員のデータ使用量に合わせた最適なプランを契約できます。
1つの契約で複数台の利用が可能
格安SIMサービスによっては1つの契約で複数枚のSIMカードを追加できるサービスを提供しています。
例えば、BIGLOBEモバイルのシェアSIMでは、契約した主SIMのデータ容量を複数のシェアSIM端末で分け合えます。
契約を一本化できるため、支払い管理が楽になるでしょう!
毎月届く請求書も1通にまとまるので、家計の把握がしやすくなるメリットがあります。
また、追加SIMの月額料金は数百円程度に設定されていることが多く、個別に契約するより総額を抑えられる場合があります。
データシェアのデメリット

- 契約名義が限定される
- 通信速度制限時は全回線、影響を受ける
- さまざまな制限が入る
データシェアのデメリットを3つ紹介します。
知らずに契約して後悔するケースがあるため、契約前に把握しておきましょう。
契約名義が限定される
格安SIMサービスによっては、データシェアの利用条件として同一名義での契約を求められます。
そのため、同一名義が必要な格安SIMサービスでは、全員の契約を一人の名義にまとめる必要があります。
すでに別々の名義で契約している場合は、名義変更の手続きを行いましょう。
ただし、mineoのようにグループ登録だけで、異なる名義でもシェアできるサービスがあります。
格安SIMサービスを契約する際は、データシェアの利用条件を事前に確認しておくことをおすすめします。
通信速度制限時は全回線、影響を受ける
データシェアで注意すべき点は、通信速度制限です。
シェアしているデータ容量を使い切ると、全員が同時に速度制限を受けます。
シェアしている人の中に容量を使いすぎる人がいると、他の人も一緒に低速になってしまうでしょう。

対策としては、データを使いすぎる人だけを個別プランにする方法があります!
例えば、動画をよく見る子どもだけは個別契約にして、他の家族でシェアプランを組むという使い方です。
データシェアでは、通信速度制限時に全回線が影響を受けるため、他の人まで低速にならないよう注意しましょう。
さまざまな制限が入る
データシェアを利用するといくつかの制限がかかる場合があります。
制限例を確認しましょう。
- 別名義とはシェア不可
- 音声SIMは追加できない
- 3GB以上のプランのみシェア可能
- SIMの種類ごとに追加料金が発生する
データシェアの制限は格安SIMサービスによって異なります。
データシェアの利用を検討している場合は、契約前に制限内容を確認しましょう。
データシェアができる格安SIM5選

- Y!mobile
- IIJmio
- mineo
- BIGLOBEモバイル
- イオンモバイル
データシェアに対応しているおすすめの格安SIMサービスを紹介します。
Y!mobile
ワイモバイルの基本情報を確認しましょう。
| Y!mobile | 内容 |
|---|---|
| 料金プラン | 通信定額プラン 5GB:3,058円 30GB:4,158円 35GB:5,258円 |
| データシェア 可能回線 | 最大3回線 |
| 通信速度 (実測値) | 下り:101.73Mbps 上り:17.7Mbps みんなのネット回線速度(みんそく) より引用 |
| 通話かけ放題 オプション | 10分かけ放題:880円 (35GBプラン:無料) 無制限かけ放題:1,980円 (35GBプラン:1,100円) |
| 新規事務 手数料 | 4,950円 ※Webは3,850円 |
| 通信回線 | SoftBank |
ワイモバイルは大手キャリアであるソフトバンクが提供する格安SIMサービスです。
料金プランは、通信定額タイプで5GB・30GB・35GBの3種類から選べます。
ワイモバイルは格安SIMサービスでありながら、大手キャリアに近い通信品質を維持している点が最大の魅力でしょう!
データシェアは、親回線のデータ容量を子回線(最大3回線まで)と分け合えます。
ワイモバイルは、高い通信品質の格安SIMサービスを利用したい人におすすめです。
IIJmio
IIJmioの基本情報を確認しましょう。
| IIJmio | 内容 |
|---|---|
| 料金プラン | 通信定額プラン 2GB:850円 5GB:950円 10GB:1,400円 15GB:1,800円 25GB:2,000円 35GB:2,400円 45GB:3,300円 55GB:3,900円 |
| データシェア 可能回線 | 最大10回線 |
| 通信速度 (実測値) | 下り:57.64Mbps 上り:11.34Mbps みんなのネット回線速度(みんそく) より引用 |
| 通話かけ放題 オプション | 5分かけ放題:500円 10分かけ放題:700円 無制限かけ放題1,400円 |
| 新規事務 手数料 | 3,300円 |
| 通信回線 | ドコモ au |
IIJmioはインターネットイニシアティブ(IIJ)が提供している格安SIMサービスで、料金の安さに定評があります。
料金プランは通話定額タイプで2〜50GBまで8種類あり、豊富な選択肢から選べます。
データシェアは最大10回線まで対応しているため、大家族でも安心でしょう!
祖父母や親戚も含めて一括で管理したい場合、IIJmioのデータシェアは最適です。
シェアできる回線は同一契約(同一ID)で保有する回線のみのため要注意。
IIJmioは月額料金の安さを重視する人や大人数でデータシェアを利用したい人におすすめの格安SIMサービスです。
IIJmioは契約時の申し込み特典が豊富なこともおすすめの理由です。
特にスマホの本体を安く購入できるキャンペーンを頻繁にしているため、スマホを安く手に入れたい人にはおすすめの格安SIMサービスです。
メリット
- 家族でデータシェアが可能
- ファミリー割引で家族間の通話料が安くなる
- 契約と同時に購入できるスマホの種類が豊富で、キャンペーンの割引が充実
デメリット
- 実店舗がなくサポートがオンライン対応
- 支払い方法がクレジットカードのみ
IIJmioはドコモ回線の格安SIMの中でも老舗の通信会社です。
安定した高品質な通信回線と手頃な価格でユーザーからの信頼が厚く、格安SIMの満足度アンケートでも常に上位にランクインしています。
またIIJmioひかりとセットで契約すると月660円の割引が適用されるため、固定回線とスマホの料金をまとめて安く抑えたい人におすすめの格安SIMです。
mineo
mineoの基本情報について、見てみましょう。
| mineo | 内容 |
|---|---|
| 料金プラン | 通信定額プラン 3GB:1,298円 7GB:1,518円 15GB:1,958円 30GB:2,178円 50GB:2,948円 通信無制限プラン 最大32kbps:250円 最大300kbps:660円 最大1.5Mbps:990円 最大5Mbps:2,200円 |
| データシェア 可能回線 | 最大10回線 |
| 通信速度 (実測値) | 下り:51.1Mbps 上り:13.75Mbps みんなのネット回線速度(みんそく) より引用 |
| 通話かけ放題 オプション | 10分かけ放題:550円 無制限かけ放題:1,210円 |
| 新規事務 手数料 | 3,300円 |
| 通信回線 | ドコモ au ソフトバンク |
mineoは、関西電力グループの株式会社オプテージが提供する格安SIMサービスです。
料金プランは通信定額タイプと通信無制限タイプの2種類です。
通信無制限タイプでは業界最安値の250円から契約できるため、とにかく安い格安SIMサービスと契約したい人に最適でしょう。
また、ドコモ・au・ソフトバンクの3回線の中から選べるのがmineoの魅力です。
データシェアの仕組みは独特で、当月中に使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越して最大10人までシェアできます。
家族以外の友人や恋人ともデータをシェア可能で、同じ名義の必要はありません。
繰り越したデータ容量は優先的に消費されるが、翌月中に消費されなかった分は翌々月以降に消滅するため要注意。
mineoは通信無制限タイプを安く契約したい人や家族以外ともデータ容量をシェアしたい人におすすめです。
mineoの料金プランは2種類で、「マイピタ」は4つの中から自分に合ったデータ容量を選ぶプラン、「マイそく」は最大通信速度で選ぶデータ無制限プランです。
「ゆずるね。」機能で混雑する時間帯のデータ利用を他の人に譲ったり、余ったデータ容量を他のユーザーにプレゼントできる「パケットギフト」など、独自のユニークなサービスが特徴です。
また「マイネ王」という専用コミュニティサイトを利用して、他のmineoユーザーと情報を交換したり、サポートしてもらったりと、初心者の人でも安心して利用できる格安SIMです。
メリット
- 夜間フリーや広告フリーなど、他の格安SIMにはない便利な機能が豊富
- ユーザー同士が繋がりやすく、コミュニティサイトでサポートも充実
- 事務手数料が無料になる
デメリット
- 支払い方法がクレジットカードのみ
- 店舗数が少ない
ネット回線ベストはmineoと提携して事務手数料無料キャンペーンを実施中です。
下の専用リンクからの申し込みに限り適用され、エントリーコード等の入力は不要です。
事務手数料無料で申し込める
お試し200MBコース・マイそくスーパーライトは対象外
ただし法人名義の方は適用対象外です。
キャンペーン特典の適用は、お申込み後の契約内容通知書で確認できます。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルの基本情報を確認しましょう。
| BIGLOBEモバイル | 内容 |
|---|---|
| 料金プラン | 通信定額プラン 1GB:1,078円 3GB:1,320円 6GB:1,870円 |
| データシェア 可能回線 | 最大5回線 |
| 通信速度 (実測値) | 下り:15.94Mbps 上り:7.57Mbps みんなのネット回線速度(みんそく) より引用 |
| 通話かけ放題 オプション | 3分かけ放題:660円 10分かけ放題:913円 最大60分の国内通話が無料:660円 最大90分の国内通話が無料:913円 |
| 新規事務 手数料 | 3,300円 |
| 通信回線 | ドコモ au |
BIGLOBEモバイルは、インターネットプロバイダのBIGLOBE株式会社が提供している格安SIMサービスです。
料金プランは、通信定額プランで1GB・3GB・6GBの3種類から選べます。
データシェアは最大5回線まで可能で、余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため無駄なくシェアできるでしょう。

BIGLOBEモバイルの魅力は、独自サービスのエンタメフリー・オプション(308円/月)です。
エンタメフリー・オプションは、月額308円で特定のサービスが使い放題になるオプションサービスです。(一部サービス対象外)
エンタメフリー・オプションで対象となるサービスを確認しましょう。
| エンタメフリー・オプションで 使い放題になるサービス |
|---|
| YouTube/ABEMA/U-NEXT/YouTube Kids/ YouTube Music/Apple Music/Spotify/AWA/ Amazon Music/radiko/LINE MUSIC/ らじる★らじる/dヒッツ/楽天ミュージック/ dマガジン/dブック/楽天マガジン/ 楽天Kobo/Facebook Messenger/ au PAY マーケット |
エンタメフリー・オプションに加入すれば、動画や音楽などのエンタメをデータ容量を気にせずに楽しめます。
エンタメサービスを頻繁に利用する人は、BIGLOBEモバイルがおすすめです。
イオンモバイル
イオンモバイルの基本情報を確認しましょう。
| イオン モバイル | 内容 |
|---|---|
| 料金プラン | 通信定額プラン 0.5GB:803円 1GB:858円 2GB:968円 3GB:1,078円 4GB:1,188円 5GB:1,298円 6GB:1,408円 7GB:1,518円 8GB:1,628円 9GB:1,738円 10GB:1,848円 20GB:1,958円 30GB:2,508円 40GB:3,058円 50GB:3,608円 60GB:4,158円 70GB:4,708円 80GB:5,258円 90GB:5,808円 100GB:6,358円 150GB:9,108円 200GB:11,858円 |
| データシェア 可能回線 | 最大8回線 |
| 通信速度 (実測値) | 下り:44.52Mbps 上り:10.46Mbps みんなのネット回線速度(みんそく) より引用 |
| 通話かけ放題 オプション | 5分かけ放題:550円 10分かけ放題:935円 無制限かけ放題1,650円 |
| 新規事務 手数料 | 3,300円 |
| 通信回線 | ドコモ au |
イオンモバイルはイオングループが提供している格安SIMサービスで、全国のイオン店舗でサポートを受けられます。
料金プランは通信定額プランで、0.5〜200GBまで細かくデータ容量を選べます。
イオンモバイルは最低利用期間がなく、解約金が発生しません!
データシェアは最大8回線までシェア可能で、家族の人数や使用量に合わせて柔軟にプランを組めます。
イオンモバイルは対面でサポートを受けたい人や細かくデータ容量を選びたい人におすすめです。
イオンモバイルはドコモ回線とau回線の2タイプがあり、それぞれで「音声プラン」「データプラン」「シェア音声プラン」という料金プランがあります。
メリット
- プランがたくさんあって選びやすい
- 家族でデータシェアするとお得
- データ繰り越しできる
デメリット
- シェアプランは同一名義でないとダメ
- キャンペーンが少ない
イオンモバイルは、豊富なプランが特徴的で、自分にあった無駄のないプランが選べます。
WAONポイントが貯まりやすいのもおすすめポイントです。
データシェアができる格安SIMについてよくある質問

データシェアができる格安SIMに関して、よくある質問をまとめました。
個別の詳しい内容について知りたい人は、各SIM会社へお問い合わせください。
- データシェアとはどのようなサービス?
- データシェアとは、契約しているデータ容量を複数の回線や端末で分け合えるサービスです。
家族でデータ容量を共有したり、スマホとタブレットの2台でデータ容量を使い分けたりできます。
個別に契約するより効率的にデータを使えるため、通信費の節約につながるでしょう。
>> データシェアについて詳しく確認する
- データシェアに対応している格安SIMは?
- データシェアに対応している格安SIMサービスは何社か存在します。
それぞれでシェア可能な回線数や料金、シェア方式が異なります。
ご自身の家族構成や使い方に合ったサービスを選びましょう。
>> データシェアに対応している格安SIMについて詳しく確認する
- データシェアのデメリットは?
- データシェアの主なデメリットは3つあります。
・契約名義が限定される
・通信速度制限時は全回線、影響を受ける
・さまざまな制限が入る
データシェアのデメリットを知らずに契約すると、後悔するケースがあるため、必ず確認しておきましょう。
>> データシェアのデメリットについて詳しく確認する
まとめ
データシェアできる格安SIMについて、おさらいします。
- データシェアとは契約しているデータ容量を複数の回線や端末で分け合えるサービス
- データシェアを利用すれば月々の料金を抑えられる
- 格安SIMサービスによっては契約名義が限定される
- シェアしているデータ容量を使い切ると全回線が速度制限を受ける
- データシェアができる格安SIMサービスはY!mobile/IIJmio/mineo/BIGLOBEモバイル/イオンモバイル
データシェアは使い方次第で月々のスマホ代を大幅に節約できる有効なサービスです。
特にデータ使用量にばらつきがある家族やスマホとタブレットの複数端末を使い分けている人におすすめです!
一方で、契約名義が限定される点や速度制限の影響を全回線が受ける点には注意しましょう。
格安SIMサービスによって、データシェアの仕組みやデータシェアの最大可能回線数は異なります。
ご自身の利用状況や家族構成に合わせて、格安SIMサービスを選びましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

