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「光回線を契約できない物件とは?」
「光回線を引く方法は?」
「光回線を契約できない場合の代替策は?」
住んでいる物件に光回線が導入されていない場合、ネットを使うにはどうしたらいいのか困りますよね?
マンションは、戸建てと違い入居者が好きな光回線を契約できるわけではありません。
マンションに導入されている光回線のみ契約が可能ですが、物件によっては光回線そのものが未導入のケースがあります。
この記事では、12年間通信業界で勤め光回線未導入マンションでもネット工事を何度も進めてきた通信のプロが、光回線を引けない理由と解決策について徹底解説します。
万が一、光回線が引けない場合の代替ネットサービスについても紹介するので、ぜひ最後まで読んで契約の参考にしてください。
工事不要で外でもWiFiが使える
マンションで光回線が引けない原因
まずはじめに、マンションで光回線が引けない原因について解説します。
- 光回線のサービス提供エリア外だから
- 物理的に引けても許可が得られないから
- 配管が埋まっていて配線できないから
- マンションの設備問題
光回線のサービス提供エリア外だから
各光回線には、利用できるエリアが決まっています。
お住まいのマンションの場所がエリア外の場合は、どんな理由であれ光回線を引けません。
仮に、光回線のエリア内だったとしても物件の目の前に光回線の線がきてないことがあります。
その場合は光回線を導入できません。
現在、NTT東日本・NTT西日本が提供するフレッツ光が最も広いエリアでサービス提供を行っています。
エリアカバー率96.9%(2021年時点)と最も広い範囲かつすべての都道府県で利用できるため、光回線の契約を検討する際には、フレッツ光の導入状況から確認しましょう。
物理的に引けても許可が得られないから
賃貸マンションの場合は物理的に光回線を引ける状況であっても、物件のオーナーや管理会社の導入許可が得られず光回線を引けないケースがあります。
また、光ファイバーが国有地や私有地の上空を通過する場合は、その土地の持ち主の許可を得る必要があり許可が得られず光回線を引けないといったこともあります。
河川や国道の上空を通過する場合も同様です。
国の許可が必要ですが、場合によっては許可が下りません。
国の許可が必要な場合、各光回線事業者が申請手続きをするので、利用者が何かしらの手続きを行う必要はありませんが、許可が下りたとしても期間がかかることが多いです。
配管が埋まっていて配線できないから
光回線で使用する光ファイバーは建物の配管内を通り、各部屋に分配されます。
この配管には、光ファーバーをはじめ電話線や他の配線が通るため配管内に余裕がなく新たに光回線を引けない場合があります。
築20〜30年の物件は、配管が劣化していたり破損していることがあります。
その場合は配管の修繕が必要になります。
配管を使わず、ベランダ等から直接光ファイバー線を引き込む方法がありますが、物件のオーナーの許可が必要です。
そのうえ、ベランダからの引き込みは、建物の美観が損なわれるため、許可が下りないケースが多いです。
マンションの設備問題
マンションの設備によっては、光回線の導入ができないケースがあります。
マンションの設備問題は1つとは限らず、複数存在することもあります。
代表的なもので言うと、MDFに関する設備問題です。
光回線はMDFのポート(つなぎ口)に光ファイバーを差し込むことで利用できるのですが、ポートに空きがない場合は光回線を導入できません。
他にも、マンションの外壁がタイルやレンガだと光回線の引き込み時に使用する金具が取り付けできないなど光回線が引き込みできない場合があります。
マンションの設備問題は築年数が経っている物件に多いため注意しましょう。
マンション未導入の光回線を引くための5STEP
現状、光回線が未導入マンションでも、光回線を引き込める可能性があります。
光回線未導入マンションに、光回線を引くための5STEPを解説します。
説明する順番で試してみてください。
はじめに、引きたい光回線がサービスの提供エリアか確認しましょう。
提供エリアは、各光回線の公式HPから確認可能です。
サービス提供不可の場合は、他の回線を検討するしかありません。
サービス提供エリアの場合はSTEP2へ進みます。
賃貸マンションの場合はマンションオーナー・管理会社に、分譲マンションの場合は管理組合を通して導入の許可を得ます。
マンションへの導入が不可の場合、建物内の設備を使用せず直接ベランダ等から宅内に引き込む方法があるので、あわせて確認しましょう。
分譲マンションの場合は、理事会・総会などを経て過半数以上の同意(マンション全体・個人共に)がないと引き込めないので予め期間がかかる点に注意しましょう。
許可が得られたら、STEP3へ進みます。
光回線提供会社に連絡をして申し込みをしましょう。
特殊案件のため、Webからでなく、電話で直接オペレーターと話しながら手続きを進めましょう。
手続きの際、マンションの工事許可が取れていることを伝えておくと話がスムーズに進みます。
物理的に光回線が引けても、未導入物件の場合は、それだけでオペレーターも「引けない」と言ってくることも多々あります。
未導入物件であるものの、回線が引ける可能性があること、工事の了承も取れていることを先にこちらから伝えると取り合ってもらえる可能性がかなり上がるのでおすすめです。
STEP4へ進みます。
後日、光回線事業者による現場調査が入ります。
光回線の引き込みが可能であれば、施工方法をマンションのオーナー・管理会社に説明します。
場合によっては、穴あけや配線をマンションの中を這わさないといけません。
施工方法次第では、工事の許可が下りないといったこともあります。
工事の許可が取れたら工事を進めます。
業者によっては書面で許可証が必要な場合があるので確認しましょう。
STEP5へ進みます。
引き込み工事が完了次第、物件でサービスが利用できるようになります。
各部屋での、利用方法に関しては各光回線事業者へ問い合わせしましょう。
光回線未導入マンションでも新たに光回線を導入できる可能性はあるものの、時間と労力がかかるためあまりおすすめはできません。
どうしても光回線でネットを使用したい場合のみ、試してみてください。
マンションに光回線が引けない場合の対処法
マンションに、どうしても光回線が引けない場合の対処法を紹介します。
対処法 | 工事 | 通信品質 | 使用場所 |
---|---|---|---|
ホームルーター | 不要 | 宅内 | |
ポケットWiFi | 不要 | 宅内/屋外 | |
ケーブルテレビ | 必要 | 宅内 | |
テザリング | 不要 | 宅内/屋外 |
- 工事不要のホームルーターを設置する
- ポケットWiFiを契約する
- ケーブルテレビ会社のネットを活用する
- スマホのテザリングで対応する
工事不要のホームルーターを設置する
ホームルーターは、工事不要でコンセントに挿すだけで手軽に使える置き型のモバイルルーターです。
光回線と比べると通信の品質は劣りますが、動画視聴やネットサーフィンなどであれば快適に楽しめます。
ドコモホームルーター5G
home5G | 当サイト限定 |
---|---|
工事費用 | 工事無し |
月額料金 | 4,950円 |
最低利用期間 | なし |
キャンペーン | キャッシュバック 20,000円 |
ドコモhome5Gは、コンセントに挿すだけですぐ使えるWiFiの中で一番人気です。
home5Gは、ドコモが提供するホームルーターサービスです。
通信速度も速く、口コミ評判が良いので、自信を持っておすすめします。
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詳しくはこちら。
RakutenTurbo5G
Rakuten Turbo | 当サイト限定 |
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工事費用 | 工事無し |
月額料金 | 4,840円 |
最低利用期間 | なし |
キャンペーン | ・月額料金割引(12ヶ月間1,980円) ・2万円相当ポイント還元 |
Rakuten Turboは楽天モバイルが提供するコンセントに挿すだけですぐ使えるWiFiです。
Rakutenから2023年1月26日に提供開始になったホームルーター「Rakuten Turbo」は、他社のホームルーターと同様に5G通信に対応しています。
楽天ブランドが好きな人におすすめしたいホームルーターです。
ポケットWiFiを契約する
ポケットWiFiはホームルーター同様、工事不要で手軽にモバイルルーターです。
充電式のため、外出先にWiFiを持ち出したい人にはうってつけです。
Rakten WiFi Pocket(楽天モバイル)
Rakuten WiFi Pocket | 当サイト限定 |
---|---|
工事費用 | 工事無し |
月額料金 | 3,278円 |
最低利用期間 | なし |
キャンペーン | 本体代金 1円 |
Rakuten WiFi Pocket は、持ち運びできるWiFiの中で一番人気です。
Rakuten WiFi Pocketはスマホやタブレットなど、もう1回線申し込むと3,000円相当分のポイントがもらえます。
データ容量無制限で、料金も安く、口コミ評判が良いので、自信を持っておすすめします。
WiMAX(GMO)
WiMAX5G | 当サイト限定 |
---|---|
工事費用 | 工事無し |
月額料金 | 4,444円 |
最低利用期間 | 2年 |
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WiMAX 5Gの最新ホームルーター「ZTE Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を一番安く契約できます。
WiMAX 5G はコンセントに挿すだけですぐ使えるWiFiの中でコスパが良いと評判です。
ケーブルテレビ会社のネットを活用する
物件にケーブルテレビが導入されていれば、ネットを利用できる可能性があります。
ケーブルテレビのネットであれば、テレビ回線を使用するため光回線が導入されていなくても快適にネットができます。
マンションに関しては、ネット機器の設置のみなので大掛かりな工事は不要です。
JCOMネット 1Gコース | 戸建てプラン |
---|---|
工事費用 | 実質無料 |
月額料金 | 5,478円 |
割引適用後 (6カ月) | 実質2,528円 |
最低利用期間 | 2年 |
JCOMネット 1Gコース | マンションプラン |
---|---|
工事費用 | 実質無料 |
月額料金 | 5,258円 |
割引適用後 (6カ月) | 実質900円 |
最低利用期間 | 1年 |
JCOMネットは、特に光回線1ギガ以上がおすすめで、JCOMモバイルとのセット契約が相性抜群でおすすめです。
JCOMネットの料金は、関東・関西・九州で料金が異なります。
ネットとあわせてCS放送やNetFlix、ディズニープラス、Paramountなどのサブスクサービスと組み合わせて利用する場合は、さらにキャンペーンが充実します。
また、工事の空き状況によっては最速でネット工事が実施可能で、導入マンションのネット単体の契約の場合は、工事無しで自分で設置する「セルフ設置」が選べます。
JCOMネットとセットでJCOMモバイルを契約すると更にお得に利用できるので検討してみましょう。
スマホのテザリングで対応する
スマホのテザリング機能で、WiFiを使用する方法もあります。
スマホによっては、通信制限が設けられているので頻繁にテザリングを利用する人は通信無制限のスマホをおすすめします。
楽天モバイルの口コミ・評判は?不向きな人は〇〇な人マンションに光回線が引けない場合によくある質問
マンションに光回線が引けない場合について、よくある質問をまとめました。
お住いのマンションに関する個別の質問に関しては、各通信会社のカスタマーセンターへお問い合わせください。
- マンションで光回線が引けない理由は何ですか?
- 光回線のサービス提供エリア外、物理的に引けても許可が得られない、配管が埋まっていて配線できない、マンションの設備問題があげられます。光回線未導入マンションに新たに光回線を引き込むのはハードルが高いと言えます。
>> マンションで光回線が引けない原因を見る
- 新たに光回線を引く方法は?
- 物理的に光回線が引き込める場合、工事に必要な許可を得て手続きを進めれば工事が可能です。ただし、マンションの設備によってはどうしても工事ができないケースがあるので注意しましょう。
>> 新たに光回線を引く5STEPを確認する
- 光回線が引けない時はどうすれば良いですか?
- モバイルルーター/ケーブルテレビの契約、テザリングを利用すればネット環境を用意できます。
工事の有無、通信品質の違い、使用可能場所が異なるので、ご自身に合わせた方法を選択しましょう。
>> 光回線が引けない時の対処法を見る
まとめ
記事の内容について、まとめます。
- 光回線が引けない理由には、エリア・工事の許可・建物の設備等の問題がある
- 光回線未導入マンションであっても、条件をクリアできれば工事が可能なケースがある
- 光回線を引けない場合、モバイルルーターやケーブルテレビ、テザリングを活用すればネットを利用できる
- モバイルルーターやケーブルテレビ、テザリングは、工事の有無/通信品質/使用可能場所が異なる
マンションの場合は導入されているネット回線を使うのが、最もおすすめです。
使いたい光回線があるなら、事前に公式サイトで導入状況を確認しておきましょう。
光回線を引けない場合、原因次第では新たに光回線を引ける可能性がありますが、時間と労力がかかるのでモバイルルーター/ケーブルテレビ/テザリングでネットを使用するのがいいでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。