シンエナジーとオクトパスエナジーの電気代を比較

シン・エナジーとオクトパスエナジーの電気代を比較

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「シン・エナジーとオクトパスエナジーはどっちが安い?」
「料金項目や割引は違う?」
「一人暮らしにおすすめはどっち?」

電力会社乗り換えでシン・エナジーとオクトパスエナジーを比較しているとき、どっちの電気代が安いか気になる人が多いのではないでしょうか。

三浦 瞬
三浦 瞬

シン・エナジーがおすすめなのは、北海道・東京・関西・四国・中国電力エリアで、その他のエリアはオクトパスエナジーがおすすめです。

この記事では、シン・エナジーとオクトパスエナジーの料金を全供給エリアで比較し、解説します。

1年限定のシンプルオクトパスや各社の料金体系についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

\電気代が安い/

東京電力エリアはシン・エナジーが安い

電気料金
年額
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
オクトパスエナジー ロゴ
グリーンオクトパス
一人暮らし約4.2~8万円約4.3~8万円
二人暮らし約11.9~16.4万円約11.9~16.5万円
3~4人以上約21~25.5万円約21.1~25.7万円
  • 2社ともに東京電力管内の料金です。 
  • 国による激変緩和措置等は適用していません。
  • オクトパスエナジーの基本料金は、日額に365を掛けて12で割り、月額換算しています。
  • 燃料費調整額は、2024年4~2025年3月の電気料金計算で実際に使用された金額の平均値です。
  • 燃料費調整額・電源調達調整費・再生可能エネルギー発電促進賦課金・容量拠出金(全て2024年度実績)も含めた全項目で試算しています。

シン・エナジーの「きほんプラン」と、オクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」の電気代を東電エリアで600kWh/月60A契約で比較すると、シン・エナジーが年間1,900円ほど安いです。

2社とも最安クラスの電気料金プランのため、差額は小さいですが、どちらを選んでも東京電力の従量電灯BやスタンダードSより年間約14,000円ほど安くなります。

シン・エナジー
シン・エナジー詳細情報
供給エリア全国
離島など一部除く
初期費用0円
支払方法クレジットカード
口座振替
解約費用0円

シン・エナジーは、シン・エナジー株式会社が提供する新電力サービスです。国内のほぼ全域を対象にしている新電力サービスなので、居住地域に縛られずに契約できます。

シン・エナジーがおすすめな理由
  • JALマイルが貯まる
  • 毎月の電気代が安い
  • プランが豊富にある

他社を圧倒する料金の安さが特徴で、資源エネルギー庁が公表している省エネコミュニケーションランキングで最高ランクを獲得しています。

シン・エナジーは、業界トップクラスの安さで、電気代を節約したい全ての人におすすめです。

\最安クラスに安い/

その他のエリアで電気料金を比較

電気料金
年額
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
オクトパスエナジー ロゴ
グリーンオクトパス
北海道電力
エリア
約0.2~1.9万円
安い
オクトパスが
高い
東北電力
エリア
シン・エナジーが
高い
約2~6.5千円
安い
東京電力
エリア
お得度は
使用量により異なる
北陸電力
エリア
シン・エナジーが
高い
約800円~1.2万円
安い
中部電力
エリア
シン・エナジーが
高い
約1.2~4千円
安い
関西電力
エリア
約1~2.2万円安いオクトパスが
高い
中国電力
エリア
約1.5~3.8万円安いオクトパスが
高い
四国電力
エリア
約1.7~4.1万円安いオクトパスが
高い
九州電力
エリア
シン・エナジーが
高い
約0.3~1.5万円
安い

東京電力以外のエリアでシン・エナジーとオクトパスエナジーを比較すると、2社どちらが安いかはエリアによって異なります。

北海道・東京・関西・中国・四国電力エリアは、シン・エナジーが安く、特に四国電力エリアはシン・エナジーが圧勝でした。

東北・北陸・中部・九州電力エリアは、オクトパスエナジーが安いです。

2社どちらもお得に使えますが、エリアによっては選び方次第で年間約4万円違うため、料金の安さを重視して選ぶなら自分の住むエリアで安いサービスを選びましょう。

東京エリアでシン・エナジーとオクトパスエナジーの料金比較

電気料金
年額
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
オクトパスエナジー ロゴ
グリーンオクトパス
一人暮らし約4.2~8万円約4.3~8万円
二人暮らし約11.9~16.4万円約11.9~16.5万円
3~4人以上約21~25.5万円約21.1~25.7万円
  • 2社ともに東京電力管内の料金です。 
  • 国による補助金等は適用していません。
  • オクトパスエナジーの基本料金は、日額に365を掛けて12で割り、月額換算しています。
  • 燃料費調整額は、2024年4~2025年3月の電気料金計算で実際に使用された金額の平均値です。
  • 燃料費調整額・電源調達調整費・再生可能エネルギー発電促進賦課金・容量拠出金(全て2024年度実績)も含めた全項目で試算しています。

東京電力エリアでシン・エナジーのきほんプランとオクトパスエナジーのグリーンオクトパスを比較すると、シン・エナジーが安いですが、年間最大1~2千円程度の僅差です。

一人暮らしのケース

シン・エナジーのきほんプランとオクトパスエナジーのグリーンオクトパスは、月100~200kWhの使用なら、年間492~774円シン・エナジーが安いです。

100kWh/月使用で30A契約の場合

100kWh/月使用
(30Aで契約)
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
オクトパスエナジー ロゴ
グリーンオクトパス
お得度オクトパスエナジーより
年間774円安い
シン・エナジーより
高い
電気代合計
(1年間)
42,265円43,039円
電気代平均
(1ヶ月)
3,522円3,587円

毎月100kWhの電気を使う場合、シン・エナジーのきほんプランがオクトパスエナジーのグリーンオクトパスより、年間774円安いです。

200kWh/月使用で30A契約の場合

200kWh/月使用
(30Aで契約)
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
オクトパスエナジー ロゴ
グリーンオクトパス
お得度オクトパスエナジーより
年間492円安い
シン・エナジーより
高い
電気代合計
(1年間)
79,874円80,366円
電気代平均
(1ヶ月)
6,656円6,697円

毎月200kWhの電気を使うと、シン・エナジーがグリーンオクトパスより、年492円お得です。

2人暮らしのケース

二人暮らしの電力使用量を月200~300kWhと想定すると、シン・エナジーがオクトパスエナジーより、年間210~768円安いです。

300kWh/月使用で30A契約の場合

300kWh/月使用
(30Aで契約)
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
オクトパスエナジー ロゴ
グリーンオクトパス
お得度オクトパスエナジーより
年間210円安い
シン・エナジーより
高い
電気代合計
(1年間)
118,719円118,929円
電気代平均
(1ヶ月)
9,893円9,911円

毎月300kWhの電気を使う家庭なら、シン・エナジーのきほんプランがオクトパスエナジーのグリーンオクトパスより、年間210円安いです。

各社の燃料調整費と電源調達調整費は毎月変動するため、1年間の平均で試算していますが、場合によっては逆転する可能性もあります。

400kWh/月使用で40A契約の場合

400kWh/月使用
(40Aで契約)
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
オクトパスエナジー ロゴ
グリーンオクトパス
お得度オクトパスエナジーより
年間768円安い
シン・エナジーより
高い
電気代合計
(1年間)
164,272円165,040円
電気代平均
(1ヶ月)
13,689円13,753円

毎月400kWhの電気を使う場合、シン・エナジーがグリーンオクトパスより、年間768円安いです。

3〜4人以上のケース

3~4人以上の家族が毎月500~600kWhの電気を使うと、シン・エナジーのきほんプランよりオクトパスエナジーのグリーンオクトパスが、年間1,338~1,908円安いです。

500kWh/月使用で50A契約の場合

500kWh/月使用
(50Aで契約)
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
オクトパスエナジー ロゴ
グリーンオクトパス
お得度オクトパスエナジーより
年間1,338円安い
シン・エナジーより
高い
電気代合計
(1年間)
209,813円211,151円
電気代平均
(1ヶ月)
17,484円17,596円

毎月500kWhの電気を使うと、シン・エナジーのきほんプランよりオクトパスエナジーのグリーンオクトパスが、年間1,338円安いです。

600kWh/月使用で60A契約の場合

600kWh/月使用
(60Aで契約)
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
オクトパスエナジー ロゴ
グリーンオクトパス
お得度オクトパスエナジーより
年間1,908円安い
シン・エナジーより
高い
電気代合計
(1年間)
255,354円257,262円
電気代平均
(1ヶ月)
21,280円21,439円

毎月600kWhの電気を使う場合、シン・エナジーのきほんプランを選ぶと、グリーンオクトパスより年間1,908円安いです。

シン・エナジーとシンプルオクトパスを比較

電気代年額
(東電エリア)
シン・エナジー ロゴ
きほんプラン
オクトパスエナジー ロゴ
シンプルオクトパス
月100kWh
(30A契約)
42,265円42,108円
月200kWh
(30A契約)
79,874円84,216円
月300kWh
(30A契約)
118,719円126,324円
月500kWh
(50A契約)
209,813円210,540円
月600kWh
(50A契約)
252,174円252,648円
月600kWh
(60A契約)
255,354円252,648円

シン・エナジーの「きほんプラン」と、1年限定で契約できるオクトパスエナジーの「シンプルオクトパス」を比較すると、電力使用量100kWh/月未満または60A以上なら、シンプルオクトパスが安いです。

オクトパスエナジーのシンプルオクトパスは、基本料金が0円のため、契約アンペア数に応じて基本料金がかかるシン・エナジーよりも契約アンペア数が大きい場合にお得です。

電力使用量が月100kWh未満のように少ない場合、電気代に占める基本料金の割合が比較的大きいから、使用量が少ない人もシンプルオクトパスがお得だよ。

電気をたくさん使うほど電気の単価が3段階で割高になるシン・エナジーに対し、電気を使う量が増えても電力量料金が一定のシンプルオクトパスは、戸建てなど電気をたくさん使う場合も割安になります。

シンプルオクトパスは、オクトパスエナジーと契約した最初の1年限定で使えるプランで、2年目以降は手続きなしでグリーンオクトパスに切り替わる点に注意しましょう。

2社のサービスを比較

シン・エナジーは、ライフスタイルにあわせて【夜】生活フィットプランや【昼】生活フィットプランにも変更できるのが魅力で、生活時間帯が夜間や日中に偏っている人におすすめです。

一方でオクトパスエナジーなら、非化石証書つきの環境にやさしい電気を安価で使えます。

シンエナジーは電気を使う時間帯にあわせてプランを選べる

シン・エナジー
一般家庭向けプラン
電力量料金例
(東電エリア)
きほんプラン19.60~27.71円/kWh
ひと月の使用量に応じて3段階
【昼】生活
フィットプラン
デイタイム:20.05円/kWh
ライフタイム:32.65円/kWh
ナイトタイム:22.98円/kWh
【夜】生活
フィットプラン
デイタイム:26.25円/kWh
ライフタイム:32.65円/kWh
ナイトタイム:18.88円/kWh

シン・エナジーは、電気をよく使う時間帯にあわせて料金プランを3つから選べます。

きほんプランは時間帯による単価の違いがない、大手電力会社と同じタイプですが、フィットプランは昼や夜の単価が他の時間帯より安く使えます。

家にいる時間帯が限定的な人は、きほんプランよりお得に使える可能性が高いため、検討してみましょう。

グリーンオクトパスは再エネ電力実質100%

オクトパスエナジー
東京電力エリア
グリーン
オクトパス
スタンダード
オクトパス
基本料金
(10A1日あたり)
9.70円9.70円
電力量料金
第1段階
(〜120kWh/月)
18.98円21.82円
第2段階
(120〜300kWh/月)
24.10円27.19円
第3段階
(300kWh/月〜)
27.44円29.39円
燃料費調整額
(2024年平均)
4.68円4.68円

グリーンオクトパスは、実質再エネ100%の電気を通常の電力よりもお得に使えます。

オクトパスエナジーは、再エネ電力でないスタンダードオクトパスというプランもありますが、グリーンオクトパスよりも割高です。

実質再エネ100%電力は、通常の電力が使えるプランより割高になるケースが多いため、環境にやさしい電力を使いたい人にグリーンオクトパスがおすすめです。

スタンダードオクトパスは、環境にやさしい電気じゃないし、料金もグリーンオクトパスより高いんだ。

正直、選ぶ理由がないね…

シン・エナジーとオクトパスエナジーの料金の仕組み

電気代内訳シン・エナジー大手
電力会社
基本料金安い高い
電力量料金安い高い
燃料費調整額安い
電源調達調整費安い
再エネ賦課金同じ同じ
容量拠出金別途請求料金に含む

シン・エナジーのきほんプランとグリーンオクトパスの料金構成は、ほとんど同じですが、シン・エナジーの料金項目が1つ多いです。

シン・エナジーは、電源調達調整費と容量拠出金があり、オクトパスエナジーのグリーンオクトパスは燃料調整費があります。

シン・エナジーは電源調達調整費制度

シン・エナジー
東京電力エリア
電源調達調整費
2025年3月3.11円/kWh
2025年2月2.66円/kWh
2025年1月3.36円/kWh
2024年12月3.47円/kWh
2024年11月3.3円/kWh
2024年10月4.99円/kWh
2024年9月4.88円/kWh

シン・エナジーは、大手電力会社やオクトパスエナジーの電気料金に含まれる燃料調整費の代わりに、電源調達調整費が必要です。

沖縄電力エリアのみ、燃料調整費制を採用しています。

燃料調整費と電源調達調整費は、広義では同じく電力の調達にかかるコストで、どちらが良い・悪いはありません。

シン・エナジーは容量拠出金も必要ですが、項目が多い=高いではないため、料金項目を合計した最終的な電気代で比較しましょう。

オクトパスエナジーの料金体系はプランによって異なる

電気代内訳シンプル
オクトパス
グリーン
オクトパス
基本料金なしあり
電力量料金ありあり
燃料費調整額なしあり
再エネ賦課金ありあり

オクトパスエナジーの料金体系は、シンプルオクトパスとグリーンオクトパスで異なり、シンプルオクトパスは電力量料金と再エネ賦課金2つだけのシンプルな設計です。

シンプルオクトパスは、電力量料金単価と再エネ賦課金の合計に、電力使用量を掛け算すると簡単に電気代を計算できます。

電気代比較からもわかるように、料金項目が多いほど料金が高いわけではないですが、燃料調整費がないと電気料金が変動しにくいのが特徴です。

シン・エナジーとオクトパスエナジーの比較でよくある質問

シン・エナジーとオクトパスエナジーの比較でよくある質問

シン・エナジーとオクトパスエナジーの比較で、よくある質問をまとめました。

各社で複数の料金プランがあり、プラン別に料金体系も異なるため、回答をよく読んで検討しましょう。

シン・エナジーとオクトパスエナジーはどっちが安い?
シン・エナジーのきほんプランとオクトパスエナジーのグリーンオクトパスを比べると、東京電力エリアの場合、年間最大で約2,000円ほどシン・エナジーが安いです。一方で、東北・北陸・中部・九州電力エリアは、オクトパスエナジーがシン・エナジーより安いです。
>> 東電エリアのおすすめを見る
一人暮らしはシン・エナジーとオクトパスエナジーのどっちがお得?
どちらがお得かは、エリアによって異なりますが、東京電力エリアならシン・エナジーが年間約1,000円お得です。東北・北陸・中部・九州電力エリアなら、オクトパスエナジーがシン・エナジーより安いです。
>> 一人暮らしの料金比較を見る
シン・エナジーとシンプルオクトパスはどっちがお得?
東京電力エリアなら、月に100kWh未満しか使わないか、60A以上での契約ならシンプルオクトパスがお得です。シンプルオクトパスは基本料金0円のため、電力使用量が少ないか、あるいは大きなアンペア数で契約したい人におすすめです。
>> シンプルオクトパスを見る
2社それぞれのお得なプランは?
オクトパスエナジーは、1年目限定のシンプルオクトパスが、電力使用量が少ない一人暮らしや60A契約以上での契約者にお得です。一方でシン・エナジーは、電気を使う時間帯が日中か夜間かの特定の時間帯に多い場合、それぞれお得なプランがあります。
>> シン・エナジーのプランを見る
シン・エナジーとオクトパスエナジーの料金体系は?
シンエナジーのきほんプランとオクトパスエナジーのグリーンオクトパスは、ほとんど同じ料金体系ですが、シン・エナジーは電源調達調整費と容量拠出金がある一方で、オクトパスエナジーは燃料調整費があります。
>> 2社の料金の仕組みを見る

まとめ

シン・エナジーとオクトパスエナジーの比較をおさらいしましょう。

  • シン・エナジーとオクトパスエナジーは、年間最大2,000円ほどシン・エナジーが安い
  • 2社は、東京電力と比較して年間最大15,000円ほど安い
  • 東北・北陸・中部・九州電力エリアは、シン・エナジーよりオクトパスエナジーが安い

シン・エナジーのきほんプランとオクトパスエナジーのグリーンオクトパスを比べると、東京電力エリアなら、シン・エナジーが年間最大15,000円ほどお得です。(※2024年で試算)

一方で、東北・北陸・中部・九州電力エリアは、オクトパスエナジーがシン・エナジーより安いです。

2社の電気料金項目は異なりますが、トータルの電気料金でお得なほうを選びましょう。

北海道・関西・四国・中国電力エリアはシン・エナジー、その他はオクトパスエナジーがおすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。