Looopでんきと九州電力の料金を徹底比較!どちらがお得に使える?

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「Looopでんきと九州電力の違いは?」
「どちらが安い?」
「自分にあった電力会社はどっち?」

電力会社の切り替えを検討中で、Looopでんきと九州電力のどちらを選ぶべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

三浦 瞬
三浦 瞬

一人暮らしの人や電気を使う時間をうまく調整できる人は、Looopでんきがおすすめです。

この記事ではLooopでんきと九州電力の電気料金について解説します。

それぞれの違いや特徴についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

\使い方次第で大幅な節約につながる/

使い方次第でLooopでんきは九州電力より安く使える

使い方次第でLooopでんきは九州電力より安く使える
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三浦 瞬(小売電力アドバイザー)
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 (4.5)

電気の時間を調整できる人はLooopでんきがおすすめ

Looopでんきの「スマートタイムONE(電灯)」と、九州電力の「従量電灯B」の年間電気料金を比較すると、少しの工夫でLooopでんきが安くなることが分かりました。なぜならLooopでんきの電気料金は電力の需要と供給のバランスによって30分ごとに変動し、需要が少ない時間帯は電気料金が安くなるためです。電気を使用する時間帯を少しでも調整できる人や、電気をあまり使わない人はLooopでんきを選びましょう。

一方、九州電力は時間帯や季節を気にせず電気を使う人におすすめです。理由は九州電力の電気料金は、Looopでんきと異なり、電気を使う季節や時間帯によって料金の変動がないからです。そのため、今までと同じ電気の使い方をする人は電気料金の管理がしやすいです。時間や季節を気にせずに電気を使いたい人は、九州電力がおすすめします。

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電気使用量Looopでんき ロゴ九州電力 ロゴ
30A
200kWh
77,312円72,034円
40A
300kWh
115,968円110,187円
40A
400kWh
154,624円148,148円
50A
500kWh
193,280円189,913円

実際に電気料金を比較してみると、電気使用量に関わらずLooopでんきよりも九州電力がお得です。

今までと同じ電気の使い方をする人や、電気を多く使う家庭は九州電力を契約しましょう。

ただし、Looopでんきの電気料金は電気需要が多い時間帯を避け、電気の使用時間を調整するピークシフトを考慮していない金額となっています。

そのため、電気を使う時間帯を調整すればLooopでんきの方がお得になるケースもあります。

ピークシフトがしっかりできる人は、Looopでんきも検討しましょう。

Looopでんきと九州電力の料金プランを比較

Looopでんきと九州電力の料金プランを比較

LooopでんきのスマートタイムONEと九州電力の従量電灯Bは、料金プランに大きな違いがあります。

Looopでんきは30分ごとに電気の単価が変わる市場連動型プランですが、九州電力は使用量によって単価が変わる従量制プランです。

特に市場連動型のLooopでんきは、電気の使い方によって料金が大きく異なるので、事前にどういう仕組みかを理解しておきましょう。

ここでは、Looopでんきと九州電力の料金プランを解説します。

Looopでんきの「スマートタイムONE(電灯)」

Looopでんきの「スマートタイムONE(電灯)」
スマートタイムONE
(電灯)
内容
基本料金0円
固定従量料金15.71円
電源料金30分ごとに変動
その他の費用・再エネ賦課金:3.49円/kWh
・容量拠出金:2.6円/kWh

電気料金は、使用した電気量料金と再エネ賦課金、容量拠出金の3つを合わせた金額です。

「スマートタイムONE(電灯)」は、電気料金単価が30分ごとに変動する市場連動型プランを採用しています。

市場連携型とは

日本で唯一電力の取引が行われる日本卸電力取引所(JEPX)の価格変動に応じて、電気の料金単価が変動する料金プランです。JEPXの取引価格は、電力の需要と供給のバランスによって電気料金が30分ごとに変動します。

市場連携型プランのサービスは使用する時間帯で料金に差が出るため、電気の使い方を工夫する必要があります。

電気をお得に使うために、ピークシフトを意識しましょう。

ピークシフトとは

電力消費が多い時間帯の電気使用量を、電力消費の少ない時間帯に分散させることです。ピークシフトをすることで、電気使用量は変えずに電気料金を抑えられます。日中自宅にいない人や、朝と夜に電気使用量が多い家庭はLooopでんきを利用することで、電気代が安くなります。

またLooopでんきが提供しているアプリで料金単価が安い時間帯を確認することで、ピークシフトがしやすくなります。

実際にLooopでんきの「スマートタイムONE(電灯)」を利用した電気代の算出方法をまとめます。

30分ごとに変動する電源料金は2024年12月の平均値12.77円、各年度ごとに変動する再エネ賦課金と容量拠出金は2024年度の数値で算出します。

300kWh
(九州エリア)
料金
基本料金0円
電気量料金(12.77円÷0.914×1.1+15.71円)×300kWh=8,523円
再エネ賦課金3.49円×300kWh=1,047円
燃料調整費0円
容量拠出金2.6円×300kWh=780円
合計の電気代金10,350円

九州電力の「従量電灯B」

九州電力の「従量電灯B」
従量電灯B内容
基本料金316.24円/10A
電気量料金~120kWh:18.37円
121~300kWh:23.97円
301kWh~:26.97円
その他の費用・再エネ賦課金:3.49円/kWh
・燃料等調整費:毎月変動

電気料金は、基本料金と電気量料金、再エネ賦課金、燃料等調整額の4つの合計金額で決まります。

「従量電灯B」の特徴は、電気量料金単価は季節や時間帯に関わらず、使用量に応じて高くなる点です。

料金設定は3段階に分かれており、使用量が少ない家庭は最も安い第1段階となり電気代を安く抑えられます。

また時間帯で料金が変動しないため、終日自宅で過ごす方にもおすすめです。

実際に九州電力の「従量電灯B」を利用した電気代の算出方法をまとめます。

毎月変動する燃料費等調整額は2025年1月の1.85円を採用、各年度ごとに変動する再エネ賦課金は2024年度の3.49円を採用して算出します。

40A・300kWh
(九州エリア)
内容
基本料金1,264.96円
電気量料金18.37円×120kWh=2,204.4円
23.97円×180kWh=4,314.6円
燃料等調整費1.85円×300kWh=555円
再エネ賦課金3.49円×300kWh=1,047円
合計の電気代金9,385円

Looopでんきと九州電力の年間料金を比較

Looopでんきと九州電力の年間料金を比較

次にLooopでんきと九州電力の年間料金比較についてです。

Looopでんきと九州電力の年間料金を比較してみると、200~500kWhまで全ての使用量で九州電力が安くなっていました。

ただし、比較したLooopでんきはピークシフトを考慮していない金額なので、使い方によってはLooopでんきが安くなる可能性は高いです。

特に一人暮らしの人はLooopでんきがお得になりやすいので、その点も理解したうえで検討しましょう。

30Aで200kWh利用した場合の料金

30ALooopでんき ロゴ
スマートタイムONE(電灯)
九州電力 ロゴ
従量電灯B
200kWh77,312円72,034円
5,278円安い

30Aで200kWhを使用した場合の年間電気料金を比較した結果、九州電力の方が年間で5,278円お得でした。

年間で5,000円程度の違いしかないため、一人暮らしでピークシフトを行いやすい人や日中あまり電気を使わない人はLooopでんきの方が安くなる場合があります。

特に電気使用量が少ないと、Looopでんきはお得になりやすいです。

自分のライフスタイルに合わせて、電力会社を決めましょう。

40Aで300kWh利用した場合の料金

40ALooopでんき ロゴ
スマートタイムONE(電灯)
九州電力 ロゴ
従量電灯B
300kWh115,968円110,187円
5,781円安い

40Aで300kWhを使用した場合の年間電気料金を比較した結果、九州電力が5,781円お得でした。

200kWhと比べても大きな金額差はなく、Looopでんきの方が若干高くなっています。

しかし300kWhで年間5,000円であれば、少し工夫するだけでLooopでんきの方が安くなるので、基本的にはLooopでんきがおすすめです。

40Aで400kWh利用した場合の料金

40ALooopでんき ロゴ
スマートタイムONE(電灯)
九州電力 ロゴ
従量電灯B
400kWh154,624円148,148円
6,476円安い

40Aで400kWhを使用した場合の年間電気料金を比較したところ、九州電力の方が年間で6,476円お得でした。

200~300kWhと比べると多少金額差がありますが、400kWhと使用量が多く、月換算で500円程度の差なので、Looopでんきの使い方次第で十分縮まる差と言えます。

もちろん今までと同じ要領で利用すると九州電力が安くなる可能性が高いですが、少し工夫するだけでLooopでんきが安くなるでしょう。

50Aで500kWh利用した場合の料金

50ALooopでんき ロゴ
スマートタイムONE(電灯)
九州電力 ロゴ
従量電灯B
500kWh193,280円189,913円
3,367円安い

50Aで500kWhを使用した場合の年間電気料金を比較した結果、九州電力の方が年間で3,367円お得でした。

従量制のプランを採用している九州電力は電気使用量が多くなるほど高くなるので、500kWhではLooopでんきとの金額差がかなり縮まっています。

500kWhで年間3,000円であれば、Looopでんきの工夫次第で大幅に節約できます。

電気使用量が多い家庭では、Looopでんきを選んだ方がお得になるでしょう。

Looopでんきと九州電力のスマートファミリープランを比較

Looopでんきと九州電力のスマートファミリープランを比較
項目Looopでんき九州電力
スマートファミリープラン
30A
200kWh
77,312円73,278円
40A
300kWh
115,968円112,053円
40A
400kWh
154,624円149,316円
50A
500kWh
193,280円190,383円

Looopでんきと九州電力の自由料金を比較すると、従量電灯Bと同程度の金額差があります。

九州電力の自由料金である「スマートファミリープラン」は従量電灯Bと比較して、300kWh以上の料金単価が1.1円安く設定されています。

そのため、Looopでんきより安いのは変わらず、電気使用量が多くなると従量電灯Bよりも安くなる可能性が高いです。

また、2年間以上契約すると毎年777円の割引を受けられるため、長期で契約する方はさらにお得に使えるのも魅力のひとつです。

九州エリアで同じ電力会社を使い続ける予定の人は、スマートファミリープランがおすすめです。

ただしスマートファミリープランは燃料調整費に上限がないというデメリットもあります。

従量電灯Bの燃料調整費はプラス調整で上限に達しており、場合によってはスマートファミリープランの方が高くなる点には注意しましょう。

2024年12月時点の燃料調整費は0.23円ほどの差なので、電気使用量が多い家庭はスマートファミリープランがお得に使えます。

一人暮らしや電気の時間を調整できる人はLooopでんきがおすすめ

一人暮らしや電気の時間を調整できる人はLooopでんきがおすすめ

Looopでんきがおすすめなのは、一人暮らしの人か電気の利用時間を調整できる人です。

  • 一人暮らしで電気使用量が少ない人
  • 電気を利用する時間を調整できる人

Looopでんきは基本料が0円であるため、電気使用量が少ない方は電気代を安く抑えられます。

しかし、Looopでんきの電源料金は30分ごとに変動するため、電気を使う時間帯によっては料金が高くなってしまう場合があります。

そのためLooopでんきを選ぶなら電気使用量が少なく、しっかりピークシフトができるかが非常に重要です。

Looopでんき
Looop
でんき
詳細情報
提供エリア全国
離島など一部除く
電気料金エリア毎の料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
解約費用0円

Looopでんきは、株式会社Looopが提供している電力サービスで東日本大震災をきっかけに2011年に設立されています。

株式会社Looopは非上場企業ですが、多くの電力会社と関係を強めており、今後さらに注目を集めるでしょう。

供給エリアは離島など一部を除き全国です。

Looopでんきがおすすめな理由
  • 基本料金が安い
  • 安い時間に使えば節約できる
  • 使用量が家庭多いほど安く利用できる

Looopでんきの乗り換えた人のほとんどが、電気料金が安くなったと実感するサービスです。

料金の安い時間帯に多く使用すれば、電気料金を大幅に抑えることができますよ。

\新電力におすすめ/

Looopでんきと九州電力によくある質問

Looopでんきと九州電力によくある質問

Looopでんきと九州電力によくある質問にお答えします。

特にLooopでんきと九州電力は料金差が非常に小さいので、どちらのサービスを選ぶべきか悩みがちです。

自分にどちらのサービスが合っているのかを契約前にしっかり確認しておきましょう。

なお、個別契約に関しての詳細は、各電力会社のカスタマーサポートへお問い合わせください。

Looopでんきと九州電力はどちらがおすすめ?
九州エリアで電力会社を選ぶなら、Looopでんきがおすすめです。Looopでんきは市場連動型の新電力会社で、30分ごとに電気料金が異なる特徴があります。通常の使い方をすると割高になるケースもありますが、電気を使う時間を調整する少し工夫のだけで、九州電力よりも大幅な節約効果を期待できるので、非常におすすめです。
>> それぞれのおすすめの人をくわしく見る
Looopでんきと九州電力はどちらが安い?
Looopでんきの平均単価で比較すると、九州電力の方がLooopでんきより安いです。年額料金で比較すると200kWhで5,278円、500kWhで3,367円の違いがあります。ただし、Looopでんきは電気の安い時間に使うと非常にお得に使えるサービスなので、年間5,000円であれば十分に節約できます。そのため、少しでも節約意識がある人は、Looopでんきが良いでしょう。
>> Looopでんきと九州電力の電気料金の比較をくわしく見る
Looopでんきはどんな人におすすめ?
Looopでんきは一人暮らしの人もしくは電気を使う時間を調整できる人におすすめの電力会社です。いつもと同じ感覚で電気を利用すると少し割高になってしまいますが、少しでも電気の使い方を工夫することで大幅な節約効果に期待できるサービスでもあります。新電力会社への乗り換えを機に節電してみたいという人にぴったりです。
>> Looopでんきがおすすめな人をくわしく見る
Looopでんきの評判は?
Looopでんきは、良い評判が非常に多い人気の新電力会社です。特に好評なのが料金面とLooopでんき専用のスマホアプリです。電気料金が安くなったという意見は言わずもがなですが、専用アプリが非常に使い勝手が良いため、自主的に節電に取り組めるという意見が多く見られました。一方で、電気料金が高くなったという声も見られます。Looopでんきは使い方次第で電気代が大きく異なるので、節約意識を持つことが大切です。
Looopでんきと九州電力の自由料金はどっちが安い?
Looopでんきの平均単価で比較すると、九州電力の自由料金の方が安いです。ただし、九州電力の従量電灯と同様に、使い方次第でLooopでんきが安くなります。特に電気使用量が極端に少ない一人暮らしの人や電気使用量が多い家庭では、少しの工夫でLooopでんきがお得になるでしょう。自分の生活スタイルや使用量に応じて使い分けることが重要です。
>> Looopでんきと自由料金の比較をくわしく見る

まとめ

最後に、Looopでんきと九州電力の電気料金のおさらいです。

  • Looopでんきは一人暮らしの人や、電気を使う時間帯を調整できる人におすすめ
  • 九州電力は今までと同じような使い方をする人におすすめ

Looopでんきは電気料金単価が30分ごとに変動する料金プランであるため、安い時間帯に電気を使うように調整できる人や電気使用量が少ない一人暮らしの方におすすめです。

一方、九州電力は時間帯や季節を気にせず電気を使いたい方や、電気を多く使う方におすすめします。

自分にあった電力会社を選んで、お得に電気を使いましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。