楽天でんきと中部電力を徹底比較!お得に使えるのはどっち?

【PR】記事内に広告を含む場合があります

「楽天でんきと中部電力はどっちが安い?」
「どちらがおすすめ?」
「どんな料金プランがある?」

電気料金の節約を考えるとき、楽天でんきと中部電力のどちらにするか迷う方も多いのではないでしょうか。

せっかく電力会社を変更するなら、少しでも電気料金が安い電力会社を選びたいですよね。

三浦 瞬
三浦 瞬

楽天でんきは、カードやスマホなどを楽天サービスで統一している人におすすめです。

この記事では、楽天でんきと中部電力の電気料金について解説します。

その他、料金プランの特徴やサービスについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

\効率良くポイントが貯められる/

中部電力の方が楽天でんきよりお得に使える

中部電力の方が楽天でんきよりお得に使える
わたしが評価しました
三浦 瞬(小売電力アドバイザー)
満足度
 (4.5)

料金を重視して選ぶなら中部電力がおすすめ

中部電力と楽天でんきを比較すると、基本的には中部電力の方が安くなります。楽天でんきの基本料金は0円ですが、電力量料金が高めに設定されているため、総合的に計算すると中部電力より割高です。そのため、電気代を重視するなら中部電力が最適な選択と言えるでしょう。

ただし、楽天でんきは楽天サービスで統一できたり、楽天ポイントが効率的に貯められたりするメリットがあります。楽天サービスで支払いをまとめたい方や楽天ポイントを貯めている方にはおすすめです。

続きを見る

電気使用量楽天でんき ロゴ中部電力 ロゴ
30A・200kWh8,221円7,001円
40A・300kWh12,332円10,610円
40A・400kWh16,443円14,192円
50A・500kWh20,553円18,095円

楽天でんきと中部電力を比較すると、電気使用量に関わらず中部電力の方が楽天でんきよりも安いです。

1か月200kWh使用した場合でも、1200円以上お得に利用できるため、料金を重視する場合は中部電力がおすすめです。

しかし、楽天でんきは支払いを楽天カードにするとポイントが貯まりやすくなったり、楽天サービスを組み合わせて利用するとさらにお得に利用できたりします。

楽天サービスで支払いをまとめたい方や楽天ポイントを貯めている方は、楽天でんきもおすすめです。

楽天でんき
楽天でんき詳細情報
提供エリア全国
離島を除く
電気料金料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
楽天ポイント
解約費用0円

楽天でんきは、楽天エナジー株式会社が2018年10月から提供している新電力サービスです。

2021年の電力市場価格高騰により一時期、申込停止していましたが、現在は再開されています。

楽天でんきがおすすめな理由
  • 基本料金が0円
  • 楽天ポイントがたまりやすい

SPUの対象サービスなので、楽天ポイントをためている人におすすめです。

\新電力におすすめ/

楽天でんきと中部電力の料金プランを比較

楽天でんきと中部電力の料金プランを比較

楽天でんきと中部電力では、料金体系が大きく異なります。

基本的な料金の決まり方に違いはありませんが、電力量料金が従量制の3段階に分かれている中部電力に対して、楽天でんきは常に一律の固定料金制になっています。

また、楽天でんきは基本料金がないのも特徴のひとつで、電気使用量が少ない場合はお得になりやすいです。

ここでは、楽天でんきと中部電力の料金プランの違いを解説します。

楽天でんきのプランS

楽天でんきのプランS
プランS内容
基本料金0円
電力量料金37.78円/kWh
市場価格調整額毎月変動
再エネ賦課金3.49円/kWh
契約期間1年
解約金0円

楽天でんきのプランSは、家庭向けのプランです。

電気料金は、電力量料金に市場価格調整額と再エネ賦課金を足した金額で決定します。

プランSは基本料金が0円で、電力量料金が一律であるため、シンプルでわかりやすいのが魅力です。

電力量料金は一律ですが、再エネ賦課金と市場価格調整額は毎月もしくは毎年価格が変動します。

再エネ賦課金と市場価格調整額

再エネ賦課金は「再生可能エネルギー発電促進賦課金」のことで、電力会社が再生可能エネルギーで発電された電気を買い取る費用を国民に負担してもらう制度です。再エネ賦課金の負担額は、毎年国が決定しています。

一方で市場価格調整額は、楽天でんきが独自で定める費用で、市場の価格を電気代に反映するためのものです。楽天でんきが毎月決定しているため、細かく料金が変動します。

電気使用量が同じでも、市場価格調整額によって毎月の電気代が変動することは理解しておきましょう。

実際に楽天でんきの「プランS」で、電気代を計算する場合の算出方法をまとめます。

各年度ごとに変動する再エネ賦課金は2024年度の3.49円を採用し、毎月変動する市場価格調整額は2024年12月の値を採用して算出しています。

40A
200kWh
料金
基本料金0円
電力量料金37.78円×200kWh
=7,556円
市場価格調整額0円
再エネ賦課金3.49円×200kWh
=698円
合計8,254円

中部電力の従量電灯B

従量電灯B内容
基本料金321.14円/10A
電力量料金1~120kWh:21.20円/kWh
121~300kWh:25.67円/kWh
301kWh~:28.62円/kWh
燃料費調整額毎月変動
再エネ賦課金3.49円/kWh
契約期間1年
解約金0円

中部電力の従量電灯Bは、一般家庭向けのプランです。

従量電灯Bの電気料金は、基本料金と電力量料金、燃料費調整額、再エネ賦課金の4つを合計した金額で決まります。

燃料費調整額とは

原油や液化天然ガス、石油などの火力燃料の価格変動を電気料金で調整するための費用のことです。

火力燃料の価格は毎月変動するため、電力供給の安定を目的として請求されます。

大手電力会社は基本的に3段階制の料金体系を採用しており、使用した電力量に応じて料金単価が高くなる設計です。

また、燃料調整費は毎月の燃料価格によって異なるので、一定ではない点に注意しましょう。

実際に中部電力の「従量電灯B」で、電気代を計算する場合の算出方法をまとめます。

毎月変動する燃料費調整額は2024年12月の値を採用し、各年度ごとに変動する再エネ賦課金は2024年度の3.49円を採用して算出しています。

40A
200kWh
料金
基本料金1284.56円
電力量料金21.20円×120kWh=2,544円
25.67円×80kWh=2,053.6円
燃料費調整額2.4円×200kWh=480円
再エネ賦課金3.49円×200kwh=698円
合計7,060円

楽天でんきと中部電力の年間料金を比較

楽天でんきと中部電力の年間料金を比較

楽天でんきと中部電力の年間料金を比較すると、200kWh~500kWhまで全て中部電力の方が安くなっていました。

電気使用量が極端に少ない場合は、基本料金が0円の楽天でんきが安くなりやすいですが、ある程度電気を使う家庭であれば中部電力が安くなるでしょう。

ここでは楽天でんきと中国電力の年間料金を使用量別に解説します。

30Aで200kWh利用した場合の料金

30Aで200kWh使用した場合
30A楽天でんき ロゴ
プランS
中部電力 ロゴ
従量電灯B
200kWh98,658円84,020円
14,638円お得

30Aで200kWh利用した場合の料金は、中部電力の方が年間で14,638円安くなりました。

楽天でんきは、98,658円の支払いをすると493ポイント付与されますが、これを加味しても、中部電力の方が14,145円お得です。

一人暮らしで電気を多く使うもしくは二人暮らしであまり電気を使わない家庭では、中部電力がおすすめです。

40Aで300kWh利用した場合の料金

40Aで300kWh使用した場合
40A楽天でんき ロゴ
プランS
中部電力 ロゴ
従量電灯B
300kWh147,987円127,320円
20,667円お得

40Aで300kWh使用した場合の年間の電気料金を比較すると、中部電力の方が年間で20,667円お得です。

これは、二人暮らしから三人暮らしで一般的な電気の使い方をした場合の電気使用量です。

複数人の世帯で一般的な電気の使い方をするなら、中部電力が圧倒的にお得でしょう。

40Aで400kWh利用した場合の料金

40Aで400kWh使用した場合
40A楽天でんき ロゴ
プランS
中部電力 ロゴ
従量電灯B
400kWh197,316円170,308円
27,008円お得

40Aで400kWh使用した場合の年間の電気料金を比較すると、中部電力の方が年間で27,008円お得です。

200kWhや300kWhと比べると、電気使用量が多い300kWhは中部電力のお得度がさらに増しています。

電気使用量が多い家庭では、中部電力の料金の安さが特に目立ちます。

楽天でんきは基本料金が0円なので、電気使用量が少ない家庭ほどお得になります。

50Aで500kWh利用した場合の料金

50Aで500kWh使用した場合
50A楽天でんき ロゴ
プランS
中部電力 ロゴ
従量電灯B
500kWh246,645円217,148円
29,497円お得

50Aで500kWh使用した場合の年間の電気料金を比較すると、中部電力の方が年間で29,497円お得です。

年間で約30,000円の差になると、楽天でんきで付与される楽天ポイントを加味しても、圧倒的に中部電力が安くなります。

1ヶ月で見ても2,458円もお得になるため、電気料金を安く抑えたい人は中部電力を選びましょう。

中部電力の自由料金は従量電灯Bと同じ料金

中部電力の自由料金は従量電灯Bと同じ料金
基本プラン概要
ポイントプラン・契約電流10~30A
・電気使用量が少ない家庭向け
おとくプラン・契約電流40~60A
・契約容量6kVA
・電気使用量が多い家庭向け
とくとくプラン・契約容量7kVA以上
・電気使用量がさらに多い家庭向け
for APプラン・Amazonプライムをお得に利用したい方向け
スマートライフ
プラン
・外出が多いライフスタイルの方向け

自由料金であるポイントプランとおとくプランの電気料金は、従量電灯Bと同じです。

それぞれのプランでポイントの付与や割引額に違いがありますが、基本的には契約電流に応じて使い分けると間違いありません。

30Aまでの人はポイントプラン、40A以上の人はおとくプランを選ぶのが最適です。

各プランの割引とポイント付与額をまとめてみました。

  • 契約時100Pポイント
  • 電気代200円で1ポイント
  • 家族割で毎月100ポイント
  • コラムチェックで最大1,440ポイント(2年間)
  • 毎月最大153円割引(おとくプランのみ)

ポイントや割引面でお得な自由料金ですが、燃料費調整額に上限がないというデメリットがあります。

2025年段階で中部電力の燃料費調整額は上限に達していませんが、仮に上限に達した場合は、同じ料金形態の自由料金が規制料金の従量電灯Bより高くなってしまいます。

とは言え、乗り換えるのであれば自由料金を選んだ方がお得なので、自由料金をメインに検討すると良いでしょう。

ちなみに、関西電力や九州電力は燃料費調整額が上限に達していて、自由料金が高くなっています。

楽天サービスで統一したい人は楽天でんきがおすすめ

楽天サービスで統一したい人は楽天でんきがおすすめ

楽天サービスで統一したい人にとって、楽天でんきはポイントの貯めやすさや、基本料金が0円などのメリットがあります。

また、契約年数の縛りがないため、解約手数料や違約金がないことも魅力の一つです。

その他、楽天ガスとセットで利用すると、毎月の支払で合計金額の1.5%分の楽天ポイントが貯まるため、お得に利用できます。

ただし、楽天でんきは中部電力と比べて割高の傾向にあるため、電気料金を安く抑えたい方にはおすすめではありません。

そのため、どちらを重視するかによって、契約する電力会社を決めることが大切です。

楽天でんき
楽天でんき詳細情報
提供エリア全国
離島を除く
電気料金料金確認
初期費用0円
支払方法クレジットカード
楽天ポイント
解約費用0円

楽天でんきは、楽天エナジー株式会社が2018年10月から提供している新電力サービスです。

2021年の電力市場価格高騰により一時期、申込停止していましたが、現在は再開されています。

楽天でんきがおすすめな理由
  • 基本料金が0円
  • 楽天ポイントがたまりやすい

SPUの対象サービスなので、楽天ポイントをためている人におすすめです。

\新電力におすすめ/

楽天でんきと中部電力によくある質問

よくある質問

楽天でんきと中部電力のよくある質問にお答えします。

料金は中部電力が安いですが、実際どちらを契約すべきか悩んでいる人は、契約前にしっかりとどちらが合っているかを確認しておきましょう。

なお、個別契約に関しての詳細は、各電力会社のカスタマーサポートへお問い合わせください。

楽天でんきと中部電力はどちらがおすすめ?
料金を重視して選ぶなら中部電力がおすすめです。電力会社はどのサービスを選んでも使える電気は同じなので、料金が安いサービスを選ぶのが理想です。その点で考えると、どの使用量帯でも安く使える中部電力がおすすめと言えるでしょう。
>> 中部電力の電気がおすすめな人をくわしく見る
楽天でんきと中部電力はどちらが安い?
契約アンペア数や電気使用量に関係なく、楽天でんきよりも中部電力が安いです。実際の年額料金を比較すると、200kWhで14,638円、500kWhで29,479円中部電力がお得になりました。年間で30,000円の差があるので、料金を重視するなら中部電力がおすすめです。
>> 楽天でんきと中部電力の電気の料金比較をくわしく見る
楽天でんきはどんな人におすすめ?
楽天でんきは、支払いを楽天サービスで統一したい方におすすめです。楽天でんきは楽天ポイントが貯まりやすいだけでなく、楽天市場でのポイント還元率も高くなります。料金こそ高くなってしまいますが、スマホや光回線と合わせて支払いを一括管理できるメリットもあります。楽天経済圏で生活している人には向いている電力会社でしょう。
>> 楽天でんきがおすすめな人をくわしく見る
楽天でんきの評判は?
楽天でんきの評判は良い意見もありますが、悪い意見が多く見られます。特に料金面については良い評判が少なく、楽天でんきに乗り換えて料金が高くなったという人が多くいます。一方、楽天サービスでまとめている人からは、楽天で一括管理できて嬉しいという意見も見れました。ポイントも効率良く貯められるため、楽天市場で日常的に買い物をしている人は、特におすすめでしょう。
楽天でんきと中国電力の自由料金はどっちが安い?
楽天でんきと中国電力の自由料金を比較すると、中国電力の自由料金の方が安いです。中国電力の自由料金は従量電灯Aよりも安くなる可能性がある料金プランなので、必然的に楽天でんきよりも安くなります。ただし、毎月の電気使用量が極端に少ない場合は、楽天でんきがお得になるケースもあります。自分の電気使用量に合った電力会社を選ぶことが大切です。
>> 自由料金との比較をくわしく見る

まとめ

最後に、楽天でんきと中部電力の電気の比較をおさらいします。

  • 中部電力は、料金を重視して選びたい人におすすめ
  • 楽天でんきは、楽天サービスで支払いをまとめたい人におすすめ

楽天でんきと中部電力の電気料金を比較すると、契約電流や電気使用量にかかわらず、中部電力の方が圧倒的に安いです。

また、中部電力の自由料金であるポイントプランやおとくプランは、貯めたポイントを電気料金の支払いに充てられるため、さらにお得に利用できます。

一方、楽天でんきは楽天ガスとセットで使用するとポイント還元率が高くなったり、ポイントを効率よく貯めたりできることがメリットとしてあります。

電気を全く使わない月がある人や、楽天ポイントを貯めている人、支払いをまとめたい人は楽天でんきの利用もおすすめです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。